(ここではないどこか。)🦜
あのね。
僕は、
とっても
怖がりなんだね。🦜
・この前も
田んぼの
稲穂を
食べようと
したらね。🦜
(怖い顔して
全然動かなくて
僕を睨んでい
るんだよ。)🦜
・だから
「ここではないどこかを
探したんだけど
食べ物が
ここしか無くて、
良く見たら
・僕を、睨んでたのは・・。
《案山子、なんだよ。》
・だから
みんなを呼んで
お腹いっぱい、
食べたら
凄く美味しかった。」🦜
【また、食べたいな。】
(君と最後に会った日。)🦜
あのね。
・春生まれの
娘雀しゃんが
親離れして
・独り立ち
した時。
・僕は、
とっても
寂しくて
もう、会えないと
思った。🦜
(そして。)
「僕も
独り立ちして
恋人探してた
とき・・・。」🦜
・とても、綺麗な
すずめ、に会った。 🦜
《それが、あの時の
娘雀しゃん。
だった。》
【もう、二度と
離れ無いでね。
お願い・・。】
(繊細な花。)🦜
あのね。
【すずめ、と
・彼岸花の 謎。】
[このお話。]
(知ってる、かな。)
・すずめ、は・・・・・ね。🦜
《花が、咲かない時は、
彼岸花を
危険視
しないんだよ。
・もちろん、毒。は
有るけど》🦜
でもね。
「彼岸花が、赤い花が咲くと
雀は、此の花を
すごく、怖がるんだね。
つまり、毒を持つ花として
何かが観えるんだね。」🦜
✣雀は、人間しゃんの
視えない
紫外線も、
視えているんだよ。
(1年後。)🦜
僕達・・すずめ、は
・平均寿命が
1年半位
なんだね。🦜
(それは。)
「寒くて
食べ物が少ない
厳しい、冬を
乗り越える
体力と。
・危険を 察知する
能力が、
無いと
生きられないんだね。」🦜
《でもね。》
【僕は、1年後。
娘雀しゃん。と、
一緒になる・・
約束を、したんだ。】
(子供の頃は。)🦜
あのね。
僕達も
みんなと同じで
(子供の頃
イヤイヤ、期が
有るんだよ。)
・今まで
ご飯を、素直に
食べて居たのが
イヤイヤ、して
口を開けないんだね。🦜
《それはね。》
「自然界の中で
自分で、食べ物を
見つけて
食べる為の
自然な、本能の
始まりなんだね。」🦜
✣人間しゃんと
同じみたいだネ。