(相合傘。)🦜
あのね。
・僕も
巣立ちして
少しは
自分で
食べ物を
探せる様に
なったから、
食べ物を
ひとりで
探してたんだ。🦜
(そしたら、急に
雨が降り出したんだよ。)
《仕方ないから、
雨宿りしてたらね。》
「娘雀しゃんが、ずぶ濡れに
なって
僕の所に
来たから、
近くの葉っぱの
相合傘で
帰って
来ちゃた。」🦜
(落下。)🦜
あのね。
すずめ・・のね、
巣立ちと
云うと
聴こえは、いいけど
実際はね。
羽ばたく
力が、少ないから
(落下するんだね)
「僕なんか
草木の
上で無くて
地面に
落ちちゃったから
ものすごく
痛かった。」🦜
【でも、ちゃんと
お母しゃんが
見ててくれたから
大丈夫だったんだよ。】
(未来。)🦜
すずめ・・はね。
あまり
派手な
羽根では
無いし🦜
美しい
声で鳴かない、🦜
(でもね。)
「雀は・・。
草花を
食べる、害虫を
食べて、
退治するから、
人間しゃん。と
ずっと
お友達で
いるんだよ。」🦜
(1年前。)🦜
あのね。
僕の生まれたのは
ちょうど
1年前。🦜
・すずめ・・の
平均寿命はね
約1年半位
なんだ、
(冬が越せないんだね。)
でもね。
「僕は、
冬を乗り越えた
エリート
だから
・素敵な、恋雀に
なりたいな。」🦜
(好きな本。)🦜
あのね。
すずめ、だって
本を読むんだね。🦜
(ただ、誰も
知らないだけ。)
《僕は、まだ小雀だから
絵本しか
読めない。》
・笠地蔵も好きだけど
・幸せの青い鳥も
好きなんだよ。🦜
[何故なら。]
「幸せを、運ぶ鳥は
青い鳥。
ばかりで無くて
すずめ・・も。
幸せを
運ぶ、
鳥だからね。」🦜