(二人だけの秘密。)🦜
・あのね。
僕達、(雀)は・・ね。
雑食性、だから
何でも、食べられる。
・小さな、昆虫も
大好きなんだね。🦜
でもね。
「秋の 稲穂は、一番
美味しい、から
いつも(君に。)
譲るんだよ。」🦜
(優しくしないで。)🦜
・僕は、今は まだ
小雀。 だから
みんなの ように
上手に 飛べない。
でもね。
「必ず、上手に 飛べる様に
練習中 なんだよ。」🦜
(だからね。)
《少し位の、すり傷、位で
優しくしないで・・。》🦜
(カラフル。)🦜
・僕の 口觜は まだ
黄色て、羽根も 揃わぬ
こずずめ、だから、
(カラフル、なんて 言えない。)🦜
《でもね。》
・「大きく、なった 雀は・・ね。
日本画、には
素晴らしく
描かれれるんだよ。」🦜
(楽園。)🦜
・落ちてる 草の葉
枯れた 木の小枝を
咥え 集めた。
《小さな 巣の 家。》
(中には、孵った ばかりの
子供達。)
「誰も 知らない・・
僕らの 楽園。」🦜
(風に乗って。)🦜
・僕は、まだ
小さな 羽根しか
持たないから、
家の屋根まで、しか 飛べない。
(でもね。)
・風に 乗ってなら・・・
どこまでも、何処までも。
「世界中、飛んで
行けるんだよ。」🦜