7/20/2024, 12:35:54 PM
僕は自分の名前が嫌いだった
だった、と過去形なのは君に出会えたから
『ねぇ、朔』
「何?」
スマホのスピーカーから聞こえる君の声
朔とはネットネームであり、本名の1部だ
『朔の本名ってかっこいいよね』
「そう?」
僕のいつもの返しに君は楽しそうに笑う
7/20/2024, 8:34:27 AM
彼の視線の先には私は居ない
そう気が付いたのは随分と前の事
(あの子が羨ましい…)
そう思ってしまうのも仕方がないと自分に言い聞かせる
7/18/2024, 9:11:39 AM
スマホの写真データを見返しながら思う
(この時は暑かったな…)
(こっちは急な豪雨でびっしょり濡れたな…)
1枚1枚 見返しながらその時の思い出に浸る
「お、また見返してるのか?」
「あなた」
隣に座ってきた夫と一緒に写真の続きを見る
そして2人で笑い合う
遠い日の記憶だけれど、そのどれもが愛おしい
7/16/2024, 10:44:24 AM
「空ってどこまでも続いてるでしょ?
だから、私達の心も何処まで離れてても繋がってるよ!」
そう言ってくれたあの子の笑顔を夕焼けに染まった空を見上げると思い出す
これは私の大事な思い出と心の支え
7/15/2024, 6:32:00 AM
ただ困ってそうな人がいるから手を貸し、手を貸したら「ありがとう」と感謝された
それだけだったのに「媚びを売ってる」「いい人気取り」と陰口を言われた
(あぁ、自分の周りには手を取り合っては生きていけないんだ)
そう理解した