普段ぼんやりしている人物が「たまには本気を出しますか…」と言い出す場面が好きだ。
封印した力を解放するとか、声色が変わるとか、鋭い眼光を覗かせるとか、雰囲気が一変する刹那を見たい。
勿論、ぼんやりのほほんとしたままのらりくらりと相手を翻弄したり、目を見張るような敏捷性や技量でもって圧倒する様も格好良い


［たまには］

俺と君
姿かたちが違う
身分が違う
年齢が違う

けれど同じ言葉を使う
だから気持ちを言葉にして伝えたい


［大好きな君に］

この星を後にして飛び立つ、最終の宇宙船を見送った。



［たった1つの希望］

金やお宝に目がないキャラに、重い過去があると好きになりがち。
軽口とおどけた仕草の裏に「貧民街から成り上がってやる！」と遥かな野心や「あの時金さえあれば…！」という苦い経験があるといい
「報酬が良いからこっちに付くぜ」と簡単に裏切る場面もあれば、そのうちお金よりも大切なものを見つけたりして案外憎みきれないところもいい
さらに、ただ貯め込むだけでなくて、ここぞ！という時には豪快に使う場面が見れれば痛快だ

［欲望］

列車のボックス席に腰掛けて
外を流れる景色を見ているようでいて
窓ガラスに映る君の顔を見ている
するとガラス越しの君は
対面に座る君は
別に僕のことなんて見ちゃいないのだ