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5/7/2026, 5:52:02 PM

「初恋の日」そのテーマを見て考えを巡らせようとして、私はびっくりした。
頭になんにも浮かんでこなかったからだ。
自分の「初恋」について、何か思い出そうとしても全くなんにも出てこない。
いや本来は、あったはずなのだ。
なんらか幼少期に体験して感じた自分の感情を、これこそが「初恋」だ、と認識して定めた。
そうした記憶はある。そう。定めた記憶はあるのだから、それ自体はあった。多分。あった気はする。気はするけど。
なーーんにも出てこない。今。
不思議なものだ。
それが何だったかを思い出したいって気持ちも、特にない。
虚しいとか淋しいとか、思えていない。
ただ、無。ただただ、無。

なんか、こいつ、いや自分のことだけど、つまんなすぎるかも。人として。

なぜこうなったのか考える。
おそらくは自分という人間は忘れっぽい上、熱しやすく冷めやすい性分をしているからだと思う。
私の記憶自体がそもそもボロボロすぎる。どれくらいボロボロかというと正直ここ数年すら怪しい。それくらいには頼りない。
とはいえ、それでも覚えている昔のことはある。あるけど。
ただ、その今もなお頭に残っている記憶の中に、「初恋」という言葉に適した何かを、今の自分は何も感じられていない。
かつての自分の体験に対して、そういうのもあったなあ〜的な(感慨や感傷を含んだ)実感がないのだ。

ここまで書いて、この話についてもっと掘り下げられそうな気もしているけど、眠くなったので寝ようと思う。