海の底
キラキラと光る水面を下から眺め
白い泡が私を包み込んでいく
なんて、そんなことない、ここは深ーい海の底
暗くて周りは紺色で水色なんてない
けど、案外苦しくないし、冷たくて気持ちいい
耳に入るのはゴロゴロ、ドモドモ低く響く水圧だけ
さらさらとした底に寝転がる
あぁ、一人なんだな…
やっと一人になれるんだな
ありがとう
さようなら
君に会いたくて
僕は走ってきたんだ
君に会いたかったんだ
君を抱きしめたかったんだ
強く強く抱きしめて離したくなかったんだ
本当は…本当はね
君と一緒にいたかったんだ
だから、今僕は後悔してるんだ
君を今すぐ抱きしめたくて
君に会いたくて
閉ざされた日記
昔は書いていたのよ
今日の夜ご飯とか散歩で見つけた花とか
けど、ある日からペンで引っ掻いた跡をつけてたの
なんかあったんでしょうね、昔だから覚えてないけれど
それから、数十ページ無駄にしていたわ…
でも、急に物にあたらないようにしようって思ったのよ
そして、引っ掻くのをやめたの
だけれども、引っ掻いたあとはなんだか消したくなくてね
引っ掻いたページは捨てなかったの
もちろん今も残しているわ
だからね、時々見るようにしているわ
苦しくなったときとか、泣きたくなったときに
全部まとめて閉ざせるようにね
木枯らし
木枯らし木枯らし寒い道〜♪
焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き〜♪
保育園の頃が懐かしいなぁ
この世界は
とても素晴らしい
何もかも自分でできる!
たくさんの人と会える!
おい、見てみろ!
この世界は
失敗ができる!
めんどくさいがある!
難しい壁がたくさんある!
君が作ったこの世界
「undone」
これは本当に素晴らしい
数千年前のあの世界をみごとに再現できている!
私はこの世界に飽きていてね
何もかもが頑張らなくても平均以上
友人関係すらほとんど失敗がない
完全を求めすぎたんだよ
この世界は