遠くの空へ
出かけたくなった
こんな檻の中で一生が終わるなんて
嫌だから
あの空に
青くて透明で手を伸ばしても果てがない
空に
きっと気持ちがいいだろう
どんなに心が晴れるだろう
そう思い今日も
私は片足で立つ
桃色の羽広げ
遠くの空へ思いをはせる
「!マークじゃ足りない感情」
< おきてる?
起きてるけど、どうしたの? >
< 実はあのイケメン先輩
後輩に告白されたらしくて
へぇ、まじか >
< 付き合っちゃうみたいなの
( ;∀;)
あぁ、そうなの >
< なんでそんなに冷たいの!?
可愛い幼馴染が泣いてるんだぞ!
そうだね >
俺は嬉しいけど
< え、私の失恋見てそんなに嬉しいか?
お前やばいやつやんけ!
まぁ、お前好きだし >
< !?!?!?!?!?!?
意味わからんが?
あなたのことが好きです。>
これで伝わったか?
< はぁ?何言ってるのかわからん!?
お前の毎日見る笑顔とか >
一緒に帰ろって言う時首を傾げるところとか
旅行に行ったらお土産を欠かさないところとか
ラインで使うかわいいスタンプも全部ぜーんぶ
大っっっっっっっっっっっっっ
っっっっっっっっっっっっっっ
っっっっっっっっっっっっっっ
っっっっっっっっっっっっっっ
っっっっっっっっっっっっっっ
っっっっっっっっっっっっっっ
っっっっっっっっっっっっっっ
っっっっっっっっっっっっっっ
っっっっっっっっっっっっっっ
っっっっっっっっっっっっっっ
っっっっっっっっっっっっっっ好きだ
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
< え?
ヾ(*’O’*)/
ほんとはもっとある >
!マークじゃ足りないくらいに
‐真夏の記憶‐
真夏の昼のことだった
外が異様に眩しいことに違和感を持った
好奇心でカーテンを、窓を開けた
そこには、そこには
そこから覚えてない…
何かあったはずなのに、何も
これっぽっちも覚えてない
ただ、手には
勿忘草の指輪を握っていた
こぼれたアイスクリーム
目の前でアイスが落ちた
子供が泣いている
近くにいた姉らしき人が声をかける
「あー、またこぼしちゃったのね」
足元を見るとカップが風で転がってくる
「アイス落としちゃったの、悲しかったね」
どろどろとしたアイスには
アリが一匹一匹と増えていく
それを見て子供が泣く
足に冷たい物が落ちてきた
アイスだ
こぼれたアイスクリームが冷たかったのは
一瞬だけ、あとはベタベタ気持ちが悪い
あーあ、もったいない
〇〇やさしさなんて〇〇
落とした財布が戻ってきた
プレゼントを渡してくれた
友達に先生、親みんなやさしい、なんでやさしくする?
やさしさなんて持っていてもしょうがない
いっそのこと最後でいい
どうせ、顔、金、家柄、それで人を選ぶんだ
僕に向けられるやさしさは
きっと、やさしさじゃない
そんなときにあの子に言われた
「向けられている優しさは受け取るべきだよ」
そう言ってやさしさを向けてくる
忘れ物を貸してくれる、心配してくれる
そんなあの子がいう
「優しさ」信じてみてもいいかもしれない