じんわり じわじわ ちりちり
ゆらゆらと影を作りながら小さく照らしているそれは むかし部屋を燃やすほどの大きさだった
つぎたしつぎたし
つぎたしつぎたし
つぎたしつぎたし
つぎたしつぎたし
そろそろ油売りから買い付けなければ
香水といえば
推しの香水ですが、どんな香りがするもんなんだろう?
個人的に某ハルの推しのコンビにはエイトフォーのどれかの匂いしててほしいけど そんでキャップ交換しててくれればなお嬉しいかな(今の学生さんやるのか?これ)
高貴なるうちうみの方は本当に解らない
女子高生の香りがすると言われる薬用ボディソープとかかな(とかかなじゃないんですよ)
正直驚いたよ急に来るから…
でも君はいつもそうだったね
フラッと庭にきてはガラス戸を遠慮がちにトントンたたいて、中に入れてと強請る
僕がそれに気づかないでいると、決まってどん!と一回大きな音をたてる あれはガラス戸に身体をあてた音かな そしてそのしなやかな身体を縦に伸ばしてシャコシャコと戸に爪をたてるんだ
あの気だるい夜に、戯れに戸を開けて頭をひと撫でなんかしたりして、中途半端に情を向けたからこうなってしまったのかな
きっと僕も寂しかったのさ、まったくどうしようもなく勝手なやつなのさ
この手元のロイヤルカナンドライタイプを君にあげたら、君との日々が始まるんだろうか
雨の気配がするねと言った
そう?わからないなあと彼が言った
だって鼻につんとくる あのアスファルトを濡らす匂いが
そうか知らない人もいるのか…
空も妙に白んでいて
どこか不吉な予感がするというのに
「この匂いだよ ほら… わからないかな」
「わかんないなあ」
「そう…」
数秒の沈黙のあと
「きみはやさしいひとだよ」
彼が言った
今日の日記
私は今日お片付けをして 気になっていたパセリのオムレツを食べて それからそれから ほんの少しのお勉強をするのよドロシー
朝からつける日記なんて あなたは笑うかしら…
あ!ドロシーのことを疑ったとか そういうわけではないのよ
ただ私もちょっとだけ 笑ってしまったの
おかしくて 素敵 おかしくて 楽しい
そんな 気持ち
まるで 今日という1日の花瓶に 1輪ずつお花を挿していくみたいだと思わない?
私の花瓶は もうできたの
ドロシーも一度 花瓶にあなただけの花を 挿してみて