風に乗って

私達はどこまで行けるだろう。

と、妄言をほざく人が嫌いだ。

人間は重力に逆らえず、

この地を這う事しか出来ない。


だが私も、ふと思う。

「もしこの暴風に攫われたら、

私もやっと死ぬ事が出来るのだろうか。」

刹那

刹那とは一瞬、

一瞬とは時だ。

また時というのは概念。


この世は曖昧なことで溢れている。

と言いたい訳では無いが、

そう捉えてしまいそうになるのは、

時と言う曖昧な概念と共に、

刹那の生を授かってるからだと思う。

生きる意味

ずっと分からなかった。

だけど君は、

そんなの無くていい

と。

理解が出来なかった。

自分の生きる意味を、

存在価値を、

探し求めるのが

人間じゃないの？


そろそろ答えを教えてよ。


君自身が私の唯一の、

生きる意味だったのに。

善悪

それを定義するのなんて、

無駄だとしか思えない。

所詮、目に見えない、

概念に囚われてるだけの、

御都合主義に過ぎない。

今日の心模様。

いつもと同じだ。

"心模様"何ぞや見えないもので、

概念であるに過ぎない。

しかし現実、存在しない。

いつもと同じ。だなんて、

心というものは移り変わるものであり、

その場に留まる事を知らない。

私は常に概念と共に生きてる。

ぼっーと考えれた有意義な時間。

私は今日の心模様を藍鼠色だと思った。