手探りで
探し回ってる
これじゃない
これでもない
本当のそれは
手に入れられない
分かってる
だから
代わりのものでいい
暗闇の中
もがいてる
求めてる
闇照らす
一筋の光を
「一筋の光」
あんなに
想い
あんなに
泣き
あんなに
再びを
待ち焦がれたけれど
時が過ぎて
痛む胸も
いつしか癒え
巡る季節の中
いつの間にか
思い出は
引き出しの奥で
熱が冷め
色も褪せて
ただ懐かしく
静かに横たわる
ふと
視線をあげると
止まらぬ時計の
針が告げる
また
同じ愛に包まれても
燃え尽きた
マッチのように
再びは無いと
「懐かしく思う事」
何度だって伝えなさい
愛しているのなら
軽々しく
口にするものじゃない
だなんて
つまらないポリシー
握りしめて
もったいぶってないで
今すぐ愛を伝えなさい
本当に
愛しているのなら
明日は必ず来る
なんていう保証など
どこにも無いのだから
「愛言葉」
友達
って言葉が
ボーダーライン
肩を抱くように
寄りかかりながら
問いにはいつも
うそぶいて
責められない場所で
好き放題な君
私そんな
強くもなくてね
物分りのいい人
でもなくて
流石に少し
疲れたかな
突然立ち上がって
ごめんね
驚いたみたいね
もう
行く
またね
は言わない
分かってるはず
思わせぶりして
いい夢みたいなら
他あたってよ
「友達」
手を離されて
ドン底に落ちる前に
走り去るのが
常套手段
逃げなくちゃ
傷ついて
立ち上がれなくなる前に
逃げなくちゃ
傷ついて
血が止まらなくなる前に
行かないで
そんな事言えない
言わない
行かないで
離れた想いは
戻りはしない
それでも
行かないで
その一言が言えていたら
あの時
何かが変わっていたの
「行かないで」