4/4/2023, 9:58:41 AM
ゆらと花に手招きされ
寄り道をした
慣れない温かさが
傷口に心地良くて
膝を着いて
その甘い蜜を舐め続けた
そんなには駄目
欲張っては駄目
一つだけよと
手を弾かれ
我を忘れていた
長い時間に気づく
遠い先の景色は
色の無い夢に舞い戻り
時計は逆回りして
世界線を変える
選ばれなかった花は
儚さを知っていて
情けなさそうに
ただ項垂れてた
「1つだけ」
4/3/2023, 9:59:22 AM
明日
世界が終わるなら
きっと誰もが
愛と優しさを
思い出し
そして
瞳を閉じる
それぞれの
大切を抱きしめて
「大切なもの」
4/1/2023, 2:12:24 PM
馬鹿正直に
記憶の引き出し
開けて見せた
君は知らない
優しい嘘も
あるんだって事
「エイプリルフール」
4/1/2023, 2:10:03 PM
平坦な心
幸せなのか
麻痺なのか
「星が綺麗です」
優しい知らせに
カーテンを開けてみる
雲の間に
うっすら光る星が
一つだけ見えた
「今日の心模様」
3/29/2023, 8:13:35 AM
見つめられると
消え入りたくなる
こんな醜い私を見る
その瞳を見るのが
怖いから
その瞳の色の動きを見るのが
とてつもなく
怖いから
でも本当は
見つめて欲しい
そして
愛して欲しい
何も飾り立ててない
ありのままの私を
「見つめられると」