風信子

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1/29/2023, 4:45:52 PM






愛は
手に取る事も
見る事も出来ない

だから

言葉に変え
音に変え
何とか形に変えて
伝えようとするもの


けど


I=愛

私=I


愛は私

私は愛


そう

だから



貴方も愛


「I LOVE…」

1/28/2023, 7:30:44 AM




エゴが纏う
押しつけがましい優しさは
見返りを求めて
時に怒りに変わる


求められていない
自己満足な優しさは
逆に距離を生む


手をかける優しさ
あえて見守る優しさ

伝わる事無く
終わる優しさ

あえて伝えず
終える優しさ

寄り添うだけの
物言わぬ優しさ

後になって気づき
涙する優しさ



計算の無い優しさは
純粋に心に染み入り

形は無くとも
縁は途切れても

いつまでも

温かな記憶の中に



「優しさ」

1/26/2023, 5:49:36 PM




ミッドナイト


夜型人間なワタクシには
とても落ち着く時間帯


ミッドナイト


何故かバイクと
真夜中の「湾岸」が浮かんだ


ミッドナイト・・・


ベタな歌の歌詞でも出来そうな
昭和脳


「ミッドナイト」


1/26/2023, 8:18:26 AM




不安に駆られ
安心を得ては
また一つ
不安に襲われ

人生の大半を
不安を無くす為に
あくせくと

繰り返し
繰り返し

忙しい人生


夢見る時間は
合間の安らぎ

夢追う事には
勇気が要る

したい事する為に
要らぬ犠牲を
強いられる



当たり前になれ

当たり前になれ

夢叶える事が

当たり前になれ



「不安と安心」


1/24/2023, 7:13:53 PM



「逆光」で思い出すのは、何もかもに疲れ切っていたあの頃・・・
実家に帰る度に、まだ小さかった甥っ子を誘って、よく海岸へ行ったあの頃の、ある日の事。


小さな港で、天気がいい日は釣り人達が糸を垂れている。
あんなふうにのんびり釣りをするのもいいな、と、最近釣りというものが気にかかる。


遠くの波の上に時折跳ね上がる黒っぽい生き物は、イルカだと聞いて驚いた。
ここの海でイルカが見られるなんて、昔は聞いた事が無かった。


子供の頃はよく遊んだ浜辺だが、少し入れば急に深くなっているここの海は遊泳禁止で、海遊びには適さないし、昔から色々事故も多い。


暖かくて風も無い穏やかな昼下がり、癒しを求めてボンヤリと、寄せては返す波を眺めつつ小さな港を見渡せば、釣り人達もマッタリと竿の前で寛ぎ、魚を狙っているのか、カモメもチョロチョロうろついている。




ふと振り返ると、逆行で真っ黒なシルエットの甥っ子が、私がいる波打ち際よりも少し高くなっている所から、こちらを向いて立っていた。


黒一色のそのシルエットの背後からは、後光のように太陽光が差していて、何だか神々しささえ感じるその姿に一瞬、目が醒めるような驚きを覚えた事を、今も覚えている。


あまりにもくっきりと黒一色で、表情などまるで分からない影絵のようなその姿に、敢えて逆光で何が撮ってみたい、そんな気にさせられた、数年前の「逆光」体験。


別に意味など無かったのだろうけど、何となくメッセージ性を感じ、今も色濃く記憶に残っている。



「逆光」

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