夏の暑さの
記憶みたいに
君が
日々
薄れて行く
時薬に浸り
迎えた冬
いつしか
涙にも飽きられ
無に近づく感情に
心地良ささえ覚えて
あれは夏の夢
知らぬ間に過ぎた
季節は空白のまま
今
二人の思い出
一つもない
夢凍らせる
雪を待つ
「雪を待つ」
色とりどりの
イルミネーション
今は年中
どこかしらで見られるけど
クリスマスイルミネーションは
やはり別格で
イルミネーション
星空
夜景
キラキラ
ピカピカ
チカチカ
ただ眺めているだけで
心が無になり
癒される
光に
惹き付けられるのは
何故だろうね
あのクロマニョン人も
星を壁画にしたくらいだから
太古から人は
光を愛していたんだね
「イルミネーション」
愛されたい
足りないかのように
望んでしまうけど
対象が何であれ
愛する事が出来るなら
愛でる事が出来るなら
貴方の中に
愛はある
枯れる事も無い
まずは自分に
愛を注いでみようか
自分の愛で
自分を満たそう
ドドスコスコスコ
LOVE注入💗
「愛を注いで」
もし今
全ての人が
心だけになったなら
貴方は
誰と一緒にいたいですか
肉体が無いから
顔も体も
もう関係ありません
在るのは
心だけです
触れ合えるのは
心だけ
誰が一番
自分の心を
愛してくれたでしょう
誰が一番
自分の想いを
大切にしてくれたでしょう
道を逸れ落ちて尚
見捨てないでいてくれたのは
誰でしょう
貴方にとって
本当に大切な人は
誰ですか
「心と心」
「強いね」
そう言った事があったね
私なら傷つかないって
泣いたりなんかしないって
思ったのかな
そうだね
泣いて喚いて
嫌だって縋るなんて
一生出来そうもない
何でもないフリして
笑ってサヨナラ
動揺を隠して
物分りのいい女演じた
自分は
騙せなかったけど
「何でもないフリ」