10/19/2022, 2:59:55 PM
似た者同士の
二人だから
互いの心情も
痛いくらいに分かっていて
それでも我を通し
相手の想いの量を確かめ
もっと
もっとって
いつしか
心はすれ違い始め・・・
あの頃は
ただ好きだった
それだけだった
どうして
忘れてしまう
「すれ違い」
10/18/2022, 6:03:21 PM
ずっと
開けられないでいる
南向きの窓から
長い間見ていない
午前中の空を見上げた
相変わらず
全てに無関心な雲は
流れる風に乗って
ゆっくりと七変化
新しく買った靴や服
無意識に選ぶのは
オータムカラー
夏と冬の間の
北国の短い季節
この街も今日は秋晴れ
秋
寒くて寂しい冬を前に
毎年何故か物悲しくなる
私の生まれた季節
「秋晴れ」
10/17/2022, 1:03:42 PM
また逢えるなら
教えて欲しい
独りで何を思い
飛んだの
あの子犬は
傍で見ていたの
あの夜
もう
決めていたの
私のせいなの
「忘れたくても忘れられない」
10/16/2022, 10:44:08 AM
想いは
消し去っても
光を描く君が
私の心を照らしてくれたように
いつか誰かの
心の闇を照らす事を
描く手を
これからも止めない事を
そして
そのやわらかな光が
君自身を
照らしている事に気づく事を
いつも願い
祈り続けているよ
「やわらかな光」
10/16/2022, 1:22:00 AM
負けた訳じゃない
新たなる道標を
見つけただけだ
その鋭い眼差しは
来たる未来に向けて
紛うことなき強い意思で
栄光の城を見据えている
「鋭い眼差し」