私にはひそかな想いがある。
想いを公言した方が
叶うという
この機会に文字に起こした方が
いいのか…
いや、未だ早い
もう少し、もう少し
心の中で暖めたいと思う。
いつか堂々と想いを述べてみたい。
#647
手紙をポストに投函。
この瞬間から私の手を離れ
宛先へと旅立っていく。
暗いポストの中で
他の手紙達と静かに待った後
宛先へ向かう。
ちゃんと届くだろうか
今どの当たりにいるのか
飛行機か船か
もう郵便車に乗っているのだろうか
そろそろ配達員の手に渡っている頃か
宛先に想いを込めば込むほど
手紙の行方が気になる。
#640
記憶とは
自分の時間を経て
形となったものを思い出すこと。
だから未来の記憶とは
未来に行って経験を積んで
過去に戻ってきた時に思い出すもの。
未来に行くなんて
ドラえもんに連れてって
もらおうか。
私は未来で
どんな時を過ごしてるだろう。
ご機嫌に過ごしているかな
人に感謝してすごしているかな
人に喜ばれる生き方をしてるだろうか
そういう記憶だったら嬉しい。
#631
幼い頃に見た星空は
本当にキラキラしていた。
あ 流れ星!
お菓子いっぱい食べれますように
お菓子いっぱい食べれますように
お菓子いっぱい食べれますように
秒的に流れていく星に
願いを3回繰り返せるはずがなく
いつも あー
と言ってがっくり来る。
また流れ星が来るまで
空を凝視する。ふ
あれが北斗七星 あれは何座かな
あ 流れ星!
また3回言えなかった…残念
首が痛くなるまで
星を見つめ願いを託していた。
今の星は昔ほど輝いていない。
それは外灯のせいだろうか
それとも私の視力の問題か。
#622
君の背中は
サロンパスを貼るたびに
細くなっていると感じる。
若い頃は大きくて
それなりの背中だったのに…
これ以上細くなっては老けが目立つ。
筋トレしたらどう?
提案したがあまり興味ないらしい。
以前、法事で喪服を着ていたら
背後から
「よくそんなパンパンの服
着れるな」
と、君が言った。
普段服のことに関心もない君が放った言葉は私を動揺させた。
要するに太って狭そうでみっともないと言いたいのだ。
人のことは言えない。
痩せなきゃ。
君はこれ以上細くならないため。
私はこれ以上太くならないため。
レッツゴー筋トレ。
#610