かきくけ子

Open App
11/17/2024, 11:54:29 AM


ここ南国にも秋が来ている。
窓を開けて寝ていると、季節の気配が直に感じられる。
このところ明け方はかなり涼しくなっている。

肩が寒い。
半ズボンから出た足が寒い。

蹴って身体から離れたタオルケットを手探りでつかみ、体に巻き付ける。この時間だけは毛布が肌恋しくなる。
記録的な暑さが続いた夏。乗りきった猛暑が一段落し涼しくなると、体がホッとして力抜けてしまう。
毛布を身体に巻き付けた
この瞬間を味わう。
また、冬になったら
寒さで力が入るのだから。
北風の強い夜が私は寂しい。

11/17/2024, 3:10:00 AM

「母を尋ねて三千里」が好きだ。

出稼ぎに行った母を探しに遠い国まで旅する話。
日本でいうと、遠いブラジルへ小学生の男の子が旅するって感じかな。
アメデオ(猿)を肩に乗せ、風立つ草原に佇むマルコは哀愁に満ち、なんとも大人びた顔をしている。

何故お父さんが家にいてお母さんが出稼ぎに出たのか。
そんな遠くへ出稼ぎいくくらい家計が苦しかったのか。
遠くへ行けば行くほど稼げるのか
と、幼心に思ったものだ。

お母さんと再会できたシーンは
フランダースの犬の次に泣けた。
また観たいな。




11/14/2024, 1:53:09 PM

ここ南国でも秋風は吹く。
暑苦しい夏がバタッといなくなる。

もうすぐ冬がやってくるよ。

そう言って私の肌の湿気を
さらっていく。
秋風はとてもスマートだ。
期待を持たせては時に裏切る。
爽やかで昔風に言うニヒルなやつ。

私は冬の前座だよ。

控え目なところもなおいい。
前座と言わず、
一年の主役になってよ。
私は秋風が好きだ。

11/11/2024, 2:20:50 PM

飛べない翼

人は空を飛ぶことに憧れた。
鳥が飛べるのに
人も飛べるはずだ。

確信を持った挑戦者たちは
危険を省みず飛んでみる。

いくつもの羽を
腕に巻き付けて
飛ぶ。 落ちる。

大きな翼を背中にしょって
飛ぶ。 落ちる。

モノクロフィルムで見る
挑戦者たちはある意味、
滑稽で、執念深い。

飛べない翼から
飛べる翼を持った現代は
空への執着はいかがなものか
次は宇宙へと想いを馳せるのかな。








11/8/2024, 1:33:00 PM

意味がないこと
なんてないと思う。
無駄だと思っていた行動も
全て後に繋がっている。

だから人生いろんな経験をして
無駄なこともして
楽しまなくちゃ

Next