誰も居ない教室でカーテンに包まって
僕たちは長い長いキスをした…
「撮っちゃったっ♪」
こ、この声は!?
そぉ、
彼女の親友ちゃんに写真を撮られていた…
同じクラスで仲良くしているから
僕も良く喋るのだ。
「なぁに勝手に撮ってるんだよ〜///」
思わず僕は照れながら言った。
彼女を見ると微笑んでいて
嬉しそぉに見えたから
「ま、まぁ彼女が喜んでるから
今日のところは許してやろぉ〜!!」
と、ドヤ顔をして誤魔化した。
「ほんとは嬉しいくせにぃ〜(笑)」
「ほんと2人は仲良いよね♪」
僕は…
彼女が喜んでるのが一番だから
内心嬉しかった♡
「ほんぢゃっ!写真送っとくねん♪」
彼女の親友ちゃんとばいばいして
僕たちは手を繋いで帰った。
それから僕たちは卒業しお互い社会人。
10年の付き合いを経て結婚をし
お腹には双子が居る。
お互い変わらずあの時の写真を
今も待ち受けにしている♡
ずっとあの時の気持ちを忘れない。
ちなみに彼女の親友ちゃんは
あれから写真家になって結婚もし
今は写真館を旦那さんと経営している。
次は家族写真撮ってもらいたいね♪
涙の理由…
夕陽が綺麗でね。
夕陽が綺麗でね。
僕は心が包まれた気がして
気づいたら涙が溢れてたんだ…
あぁ、僕も誰かを包み込めたらな。
なんて思いながらしばらく眺めてた。
僕は力を込めてボールを投げた。
お父さんがキャッチして
「凄いぞ〜!!」
と、満面の笑みで褒めてくれて
それが嬉しくてたまらなくて
日が暮れるまで夢中で投げていた♪
今、僕には当時の僕と同じ年の息子が居る。
お父さんがしてくれた様に
僕もキャッチボールをしているよ。
お父さん、ありがとう。
僕は…
私は…
あの日、初めて会った日を
過ぎた日を想って
お互いに幸せを噛み締めながら
電話をしていた。
次にまた会えたら
あぁしたい、こぉしたいが増える♡
「「もっともっと甘える!♡」」
同時に口にして
あっ!と2人して笑った♪
幸せに浸ってますなっ♡♡♡
君と僕の星座。
一緒に見れるかな。