灰音

Open App
12/23/2023, 10:19:23 AM

プレゼント(テーマ保存)

12/21/2023, 1:57:20 PM


私を置いていったあの人は
大空の上で今何をしているのだろうか。

……死ぬ時は一緒だと、そう言ったのに。
私を光の元へ連れ出したあの人は、私を置いて。

/大空

12/20/2023, 12:52:22 PM

ピンポーン

ドアベルが鳴って、私はハッとした。
今日届く予定の荷物なんてない。宅配で食事を頼んだわけでもない。
こんな休日の昼間に私の家を訪ねてくる人なんて。

もしかしたら、彼……?

ガチャッ
「はい」

「あのー先日隣に引っ越してきた者なんですが、ご挨拶に……」

あぁ、なんだ。そっか。

「今行きます。」

こうして今日も私の気持ちを置いて日常は続いていく。

/ベルの音

12/19/2023, 11:01:56 AM

家族にも愛されている。

友人にも恵まれている。

それでもふとした瞬間、自分がここにいることが場違いな気がして。自分がいない彼らが"正解の形"な気がして。

どうしようもない疎外感に寂しくなる。

愛されている、恵まれている、大事にされている。

贅沢な悩みだ。そう思う。
それでも私は、僕は、俺は。
生まれた時からずっと自分だけの居場所を探している。

あと数時間で21年の時をこの世界で過ごしたことになる。
みんなが喜んでくれて、渡してくれる祝いの言葉も何もかも、どうしてこんなに寂しくて、苦しくて、虚しいのかな。申し訳ないな。

/寂しさ