9/29/2024, 3:59:11 PM
静寂に包まれた部屋
目が覚めても聞こえる寝息
一定のリズムで沈む寝台
すぐ隣にある熱源
同じシャンプーでも違う香り
隠された瞳が光をともして
私をうつして聞こえるおはよう
それらのない朝はなんと静かなことか
2/1/2024, 3:56:58 PM
ブランコ
ブランコは好き。
目をつむって、見たくないものを見なくても遊べるから。
ひとりだけの動いてる空間に閉じこもれるから。
でも、
隣のブランコに君がいたら、
こがなくても、ただ隣でしゃべってくれたら、
学校じゃなくて、
電話じゃなくて、
目を見て、
ふたりだけの止まった空間で、
そんなブランコも好き。
1/31/2024, 5:29:57 PM
旅路の果てに、
彼がたどり着いた、旅路の果てに
彼は何を見るだろうか
後悔、懺悔、失望、諦念、
どれも彼1人が抱えるには大きすぎる
それでも彼は、
それらを抱え、愛で、慈しんでゆくのだろう
それならば、
私は彼を、
支え、励まし、護ってゆくのが、
務めではないだろうか。