【大地に寝転び、浮かんできた話】
時間も汚れも気にせずに寝転ぶ私は、
大体の時は
こんなふうに何も気にせずに過ごせたらな。
過ごせたらどんなにいいだろうか。
こんなことを考えるだろう。
そしてこの後、大地で汚れた服を気にするだろう。
じゃあ今日はその延長で、
過ごせたらどんな話になるか考えてみようかな…
いや…結末は分かりきってるか
どうせ『時間があるからこそいい』とか
『気にする何かがあるのがちょうどいい』とか
そんなことを言うだろう
だから話をするだけ無駄か、、、
こんなに長い題なのに
ほぼいつもと同じようなことしか思いつかない
変化を求めてるのに、
1番変化を恐れてるのが自分だなんて
意地でも認めたくないのかな笑。
ほかの人ならどんな話が思いついただろうか
―――――――同じような景色
【「ありがとう」を伝えたかった人】
昔、自転車がドブに嵌っちゃって
膝を怪我して結構血だらけになったことがあった
部活だったし早く行かなきゃいけなかったけど
足が痛いしドブから自転車は抜けない。
そんな時、先生の言葉を思い出した
『困った時は周りの大人に助けを求めなさい
きっと助けてくれるから』
だから震える声で助けを求めた。
「自転車が…ドブに…嵌って…しまって」
でも忙しい大人たちは止まってくれない。
諦めて自分で頑張ろうと思ったその時、
一台の車が前に留まった。
車から一人の女性が出てきて
一人ではビクともしなかった自転車を
少し重そうではあったが引っこ抜いてくれた。
とても助かった。
その時にとっては大きな事件だった
「ありがとう」じゃ感謝しきれないくらいの事件
そんな事件が今に思えば小さい事件だった
なんてその時は思いもしないだろう。
でもそんな小さい事件を見かねて助けてくれた
かっこいい女性のようになれたらなと思った。
―――――たとえ小さな事件でも、
【優しくしないで】
私は比較的甘やかされて育ってきた人間だろう
家族や友達に恵まれ、平凡な家庭で生きてきたはず。
でも、迷惑だったかもしれない。
本当は関わりたくなかったかもしれない
仕方なく関わってくれたかもしれない
この関係はすぐ終わるかもしれない
そんな"かもしれない"という疑心が重なり
疑心暗鬼になった。
いい家庭、いい友達、いい環境…
たくさんの"いい"が集まった場所に生まれてきて
本当に良かったのか?
もっと他に、この場所にふさわしい人間がいたはずだ
なぜ 神は私を選んだんだろうか。
優しくしたら付け上がる性質なのが私だ
"いい"を利用して甘え出すのが私だ
この"いい"を見習って将来に活かせるような人間に…
私はこの場所にいてはいけない
もっと厳しい場所に行かなくてはいけない。
優しくされてはいけない。
優しくしてはいけない。
でももし…叶うならば
弟だけじゃなくて…
私もその"いい"に触れたい。
1度だけでもいいから。
――――――――見てるだけでも温かいけど
【カラフル】
たまに思う。
3色型色覚じゃない動物って
どんな世界に見えているのだろうか
3色じゃないってことは2色とか?
原色の1つが無くなるということになる
では、その原色の物はどんな色に見えているのか
色は光がその光だけ反射しているから見えているもの
光がなかったら、色という概念はなかったはずだし
光と色というものがなければ
ものを認識すらできないだろう。
色があるからこそ楽しい。
色があるからこそ生活出来る。
色って素晴らしい。
――――――――色の大切さ
【楽園】
全部自分の思い通りになる楽園があるなら
どんな楽園になるのかな
人がいるなら自分に干渉して来ないのかな
時間の概念はないのかな
好きな時にたくさん寝れるのかな
何もしなくてもいいのかな
そんな楽園があるなら
すごく…
"つまらないだろうな"
人は自分に干渉してくるから寂しくない
時間があるから大切に使おうって思う
好きなことを少しの間しか出来ないから
できる時に目一杯やろうって思う
何がするから楽しいし打ち込める
でも…少しの間でいいから
そんな楽園に行ってみたいかもな。
――――――――――――大好きなものだけ