moooosha

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4/3/2024, 10:45:41 PM

【ひとつだけ】



「ねぇ、突然けどさ
 あたしの好きなところ
 100個教えて?」









    「めんどくさいからやだ」





「ちぇ。。」















「ねぇ、10こでいいから
 やっぱ教えて?」
  














    「はぁーめんどくせぇな」



「ごめん(´・ω・)」



















「ごめんて(´・ω・)」

























    「しょうがないから1つだけな」



「(๑>◡<๑)ドキドキ」










































    「  ……ぜんぶ」

3/26/2024, 11:16:44 AM

【歌詞考察】
春の歌 スピッツ

君と別れて曖昧な日々を生きてきた。
空っぽな体で歩いてきたから
鈍くなった心と体は
いつの間にか
ぬかるみやトゲ藪にいても
冷たさも匂いも痛みや温度も
感じなかった。
やだな、それでも腹は減るんだ。

さっきまで聞こえていなかった
自分の足裏から鳴る音を知覚した。
カツン、カツン、それは確かな音だった。
長いトンネルの中
それを認識したのは
わずかな光を見たからだ。
久々に触知した光の色は
それはそれは鮮やかな「色」だった。
そうか僕は
何かを探していたんだった。

大切にしたい存在があった
大切にしたい言葉があった。
だけどカケラを沼の底に落としたり
藪に引っ掛けて
ズタボロにしてしまったのかもしれない。
僕の中にその輪郭は残ってる

目が合うより先に
君を愛してしまっていた。
声をかけるより先に
二人の未来に、希望を見てしまった。
それはまるで春の祝福
君が見上げる空にも同じ虹が見えるかな。

記憶が蘇る
光にさらされて自分の形が見えてくる。
やはりガムシャラだったんだ。
引き攣れた頬が硬く、痛い。
擦り切れたスタンプ見たいな空っぽの顔
人を癒す笑顔なんて知らない。
ただ息をするだけで光になる君とは違う。

裸の僕は脆くて弱くて
形を保てないけれど
君の名で皮膚をなぞれば
僕が確かな僕になる。

春の祝福は
途切れることのない夢
君が笑って光が溢れて
僕に当たって影ができる。
影の中で漂っていたあの日々は悪夢
もう触れない君を焦がれてみた悪夢。

難しい話はやめよう。
思考に囚われ、足を取られては
同じところの堂々巡り。
何処に向かうか わからなくても
前と信じて歩いてみよう

目が合うより先に
君を愛していたよ。
声をかけるより先に
確信していたよ。
それはまるで春の祝福
君は見ていなくても
君の上にある虹が消えないことを僕は祈り
その姿を永遠に記憶しよう。

だけど終わらない夢はない
だから僕も君の幻は捨てて
僕の道をゆく。
大袈裟なものでなくて
ふと振り返り
足跡が残っていればそれが僕の道。

霧は晴れ、春がふと香る。
頬に優しく触れて僕を見送った。


……………………………

というわけで、歌詞考察しようと
噛み砕いた文章つらつら書いてたら
割と読み物っぽくなったので
投稿しちゃうゾ✨です。
なんのこっちゃよね、ごめんね。
企画なの、そういう企画なの。

……………………………

3/25/2024, 6:22:43 PM

少し良いシャンプーを買った。

ボディクリームの上から
オイルを重ねる。
程よい力加減で
肌を整える。

桜貝色の淡いペディキュアは自信作。
エナメルネイルは塗ったばかりだと
ツンとした匂いが強いから
1週間前に施して
欠けないように2日に一度
トップコートだけ重ねてた。

コップいっぱいの白湯を飲む。

香水は出かける30分前。
クロエのラブストーリー。
柔らかく香る足首と
衣擦れのウエストに。

柔らかく髪を巻き
あくまで自然なベースメイク。
細かいラメのアイシャドーに
リップはヌードカラー。

控えめなデザインのネックレスは
ピンクゴールド。
ピアスは揺れるもの。

最後まで悩んだけど
コーデはパンツにする。
ワンピースはまだ冷える。

突然の雨に備えて折りたたみ傘と
ハンカチも2枚持ってる。
ここにも香りは仕込んである。

左手、小指にお守りを。

……よし、準備は整った。

行ってきます。


【好きじゃないのに】

3/24/2024, 7:39:02 AM

【コーポ エリーゼ 202号室】

肉じゃがににんじんを入れない。
青椒肉絲はいいけど、肉詰めは嫌い。
パスタは11分以上茹でる麺しか選ばない。
契約とは違うけど
彼の機嫌を取るのは面倒くさい。

名城線、大須観音前駅で降りると
階段を上がってすぐに人の賑わいを感じる。
たこ焼き屋のソースの匂い
ケバブ屋さんの客寄せの声
飲食店やメイドカフェ
衣料品店がないまぜに立ち並ぶ
大須商店街は
とぼとぼ歩きのOLなんて気にしない。

私は迷わずベトナム料理屋のレジで注文をする。
「鶏肉のバインミーとチェーを持ち帰りで」
カタコトの店員が慣れた手つきでレジを打ち
会計を済ませる。

店のはじ、椅子に座り
いつの間にかスマホを開いていた。

通知はなるようにしているから
結果はわかっていたのに。
ついたため息を深呼吸に変える。

「ありがとゴザイマス」
にっこりと笑う彼はきっと善良な人間だろう。
でも今の私は嘲笑うような笑みだと思ってしまった。
いつも一緒に来ていた男は一緒じゃないのだな。
一人分のバインミー、一人分のチェーを
一人で買いに来た、虚しい女。

コーポエリーゼ202号室は
二人の城だった。
引っ越してすぐ荷解きの前に抱き合ったあの情熱が
嘘みたいな、冷たく暗い部屋に帰ってきた。
窓の外からもわかる暗い部屋なのに
「ただいま」と言ってしまうところが
さらに自分を冷たくさせる。

電気を付けて、暖房をつける
27度、汗をかくくらい、暖かくする。
風呂に湯を張っている間に
食事を済ませる。
二人で見ていたユーチューバーの投稿は
先週から更新が止まっている。
甘いチェーが喉につかえる。

仕方がないから洗濯をする。
仕方がないから風呂に入る。
仕方がないからぼーっとする。
仕方がないから眠れもしないのに横になる。

一人で眠るには広くて
二人で眠るにはちょうどせまい
ベットの温もりは暖房が充してくれる。

面倒くさいことは大体大事なこと。
彼を思ってしまう
面倒くさいこの未練は
きっと大事なこと。

3/23/2024, 5:12:20 AM

ばかみたい。


期待して

期待して

期待して


まだ飽きもせず、期待してる。

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