言の葉

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10/1/2024, 4:39:03 AM




     昨日の私の後悔も

     今日の私の後悔へ

     きっと明日も
     私は私のままなんだろう




#きっと明日も

9/26/2024, 9:31:31 AM









北校舎4階、2年1組
窓際、前から3番目


頬杖をついた彼は
なにを見つめていたんだろう




#窓から見える景色

9/24/2024, 3:00:15 PM

     「愛」     

3月31日深夜、卒業以来静かだったクラスLINEが間抜けな音で鳴った。

 東京組は4月1日の始発で出発決定
 見送る人は駅にヨロ!

「明日か…」
スマホでバイトの予定を確認しつつ、
なにか気になる。

3/31 23:30

確か、新幹線に乗り継ぐ最終は、24:01発。 
あたしはコートのポケットにスマホとチャリのカギをつっこんで飛び出した。

   違うかもしれない
   でも
   あいつは
   バカでお調子者で
   さみしいのが嫌いなあいつは
   やるかもしれない

荒い息でチャリを降りて、無人駅のホームに駆け込む。

   いるわけない
   いるわけない
   でも
   でも
   いるかもしれない

ホームに立っているのは、何度も見た横顔。
「こ…この…ばかっ」
ぜーはーぜーはーのあたしがにらむと、
きまり悪そうに視線をそらして
「バレると思わんかった」
ぼそっと言った。

見送りが来る始発まで、
卒業以来の日常をぽつぽつ話した。
あいつは「へぇ」とか「それで?」とか、
いままで通りだった。

あの夜、過ごした時間は、
特別で、でももう終わってしまった時間だ。
ただ、あいつが意図したメッセージ、
あたしが気づいて駅に駆けつけた応え、
はっきりした形はなくても、
愛が、あったんじゃないかなぁ

春が来るたび、思い出す。

#形のないもの

9/23/2024, 11:59:22 AM

   この腕と足で



真っ昼間 ヒール蹴飛ばしジャングルジム

   なりたい「アタシ」に なってやるんだ!



#ジャングルジム

9/23/2024, 7:12:25 AM

   声がきこえる

荒廃した教室を背に、セーラー服の少女がこちらをにらみつけている。
映画のストーリーからすれば、無言で十分、その表情から察するに余りある怒りは、十二分に観衆を圧倒した。
しかし、暗い客席で、まなざしにのまれた刹那、私の中に声が
「私は神も仏も信じない」
あの、声がきこえる、あぁ。



#声が聞こえる

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