題名 太陽は雲に隠れて見る事ができない
太陽は輝く
それはまるで空の様に、水の様に
晴れた日の朝、僕はただ眩しいと思う
でもサングラスをかける勇気もなく、
僕はいつも犬の散歩をしている
君は人気者だ
僕とは全然違う、そう
まるで太陽と、名前もない星の様だ
君はいつも笑っていた
僕と笑うところが同じで、
なんだか喜んでいる
こういうとこなんだろうな、友達が少ないのって
君は煌めく
それはまさに太陽だ、僕にはそう思える
雨が降る昼、少し残念そうにしている君を
僕は綺麗だと思った
つまりは曇りでも雨でも、
太陽は輝いている、という事だ
だけど、空に雲がかかっていると、
太陽は見えないから、眩しくもない
僕には君を見ることさえ許されない、そんな
立場に僕は居る
雨は嫌いだ、自分が偉いと思っている奴も嫌いだ
なんて考えながら僕は溜め息を吐いた
題名 夜の瞳
十二月、雪、風靡くマフラー
君は星を眺めている
今年も終わりか、なんて考えながら
除夜の鐘
今年もいろいろあった
けどもよく覚えているのはあの日
告ったらもう、付き合った
懐かしいな
一月、鐘、君と手を繋ぐ
僕も星を眺める
「今年もよろしく」だとか言いながら
君の瞳
ははは、と笑い合った
こんな日がずっと続きますように
今年も来年も僕ら一緒にさ、星見よう
いつまでも
君の隣に居たい
これから先もずっとずっと
この日は、あの日も忘れないから
君もこんな事を考えてくれていたら
僕とずっとこんな日々を過ごしてくれたら
僕は幸せだよ
つまらないことでも
やる意味はあるだろう
つまらないことは、
やる意味はあるが、
避けてもいいことだと思う
つまらないことを
いつかやらずに済むように
今はこうして願っておこう
つまらないことは、
人によってはいつか
つまるようになるかもしれない
つまらないことなら
目を背けて、避ける
こう言った選択肢があった事に
つまらない事がつまるようになった頃、
君は気づくのではないだろうか
目が覚めるまでに
夢でも観ておくか
僕が人を殴る夢を
目が覚めるまでに
自主しに行こうか
殺してしまった、
目が覚めるまでに
釈放されたい物だ
懲役二十年、、、
目が覚めるまでに
これは夢だ、、、
これは夢のはずだ
目が覚めない
この苦しみ、
この痛み、ここは
夢なんじゃ、、、
病室ってなんか良いんだよな
病気や怪我が好きな訳じゃないけど、
何というか、窓から見える空とか
病室ってなんか良いんだよな
テレビとかで見れるのも限られるけど、
何というか、イヤホンで聴く音楽とか
病室ってなんか良いんだよな
退院できるのは良い事なんだけど、
何というか、何というかなぁ