4/24/2024, 2:15:31 PM
「ルール」
ただ、自由に書きたかった。
ルールに縛られない為に書いて、呼吸して、また書いて。だけど、同じ場所に留まるうち、呼吸ができなくなってきた。
誰も私を知らなければ、書きたいものが書けるのに。息ができるのに。
別の金魚鉢にうつれば、また、綺麗な金魚に戻れるだろうか。
10/16/2023, 10:40:01 PM
「やわらかな光」
取り込んだタオルをふんわりとたたむ午後。
洗剤のいい匂いが部屋を包む。
窓から差し込む淡い陽の光に微睡んで、ハッとした。
まだまだ、夜まで眠れない。
9/29/2023, 11:42:54 PM
「静寂に包まれた部屋」
ふわりと漂う、お香の柔らかい煙。
仕事終わりの脳に沁みる、金木犀の香り。
誰も居ない、自分と本だけの時間。
ページをめくる音が、心地いい。
文字に目を通す時間が、ただ、過ぎていく。
8/1/2023, 8:30:13 AM
「だから、1人でいたい」
自分が自分じゃないような気色悪さを覚えるから、だから、1人でいたい。
5/8/2023, 3:39:02 PM
「1年後」
いつでも原因は体内にあるのに、他人の懐を探る。
胃を割けば、腸を引っ張れば、肺を詰めれば。
見つかるはずも無いものを、探るこの作業を、僕は1年後変化させているのだろうか。