書きかけの手紙
旅先で見つけた美味しそうなお菓子
街なかで偶然出会った可愛い置き物
全部、あなたにあげたくて
でも、あげる機会を逃してしまって
まだ、私の手元にある
それぞれに
あなたに喜んでほしいな
喜んでくれるかな?って
気持ちがこもったまま
込めた気持ちは変わらないのに
モノの方は時間と共に
色褪せてきてしまって
ドライフラワーみたいに
キレイになればいいのに
そうもいかなくて
キモチもモノも渡せないまま
私のキモチ 届かないまま
今日もあなたを想ってるだけ
お題『届かないのに』
このお題で頭の中にフッと「ニューロン」が出てきたのは恐らく自分だけなのでは…
良い文章が浮かぶまで仮置き
お題『記憶の地図』
お気に入りほど茶渋で汚れたり
うっかり割ってしまったりする
だから
素敵過ぎて購入した1つを
私はまだ箱に入れたまま
使い始めることができないでいる
汚れることも壊れることもないけれど
使われることもないマグカップは
果たして幸せなのだろうか?
お題『マグカップ』
「もしも君が生涯のパートナーだったら」
今、目の前にある現実は
人生の目的や意味は
私の貴方に対する気持ちは
何か変わっていたのかな?
例え、今より最悪な未来が待っていたとしても
貴方を選んで、貴方に選ばれたいと
そう思ってしまうのは重症が過ぎると
危ない思考だと
頭では分かってる、理解(わか)ってる
だけど、想いが溢れて止まらない
お題『もしも君が』
一番、貴方に伝えたい言葉
一番、貴方に伝えてはいけない言葉
溢れそうになる想いを
そのまま唇から紡いでしまったら
私達は互いに今の立場のままでは
居られなくなる
全ての積み上げてきたものを
捨て去らないといけなくなる
私だけなら、まだいい
貴方に、そんなことさせたくない
そんな未来は望んでいない
だから、今日も想いを飲み込んで
心の奥底に沈める
深く、深く、ふかく…
沈めているはずなのに
毎日ふとした瞬間に
勝手に浮かび上がっては
喉元に出かかり私を苦しめる
あぁ、こんなにも辛いのに
甘く疼いて私を離してくれない
貴方なんか…
貴方なんて…
貴方、だから、
貴方、だけを、心から、
お題『I love』