もし君と一緒に生きられるのならそれ以上は何も望まない


『願い事』

時々考えるんだ
この世の中の全てから逃げて
どこか遠い場所で君と二人で生きていたいって



君さえいれば僕は他に何も要らないから



『遠くへ行きたい』

夏が来る度
あの花が咲く度に
君のことを思い出す
白く儚く美しい百合と同じ名前の君は
もう僕の隣にはいない

『夏の匂い』

カーテンから射し込む光で目を覚まし
窓のそばにいる君が目に映る
「起こしちゃった？」と言う君が愛しくて
何気ない日常の幸せを噛み締める

『カーテン』

夕陽が沈みかけた空を見上げながら一人歩く
君もどこかで同じ空を見ているのかな

『空はこんなにも』