#トップシークレット
誰も知らない秘密……うーん…
いきなり
「友達なんだから秘密はなしだよ!」
と、言われたことがあった
言われた瞬間に、あぁこの子とはいい友達になれないなって感じたのを今でも鮮明に覚えてる
それを言ったからといって友達になれない訳ではないけれど、当時の私はかなりの人見知りで、ズケズケ来る子はあまり好まなかったからだろう
自然と拒絶していたのかも
「友達なんだから」じゃなくて「相談相手になれるから」とか言ってくれていれば、そんなこと思いもしなかったのかもしれない
こういう心の中で思ったことを本人に言うこともなく
未だに "友達ごっこ" を続けている私のこの腹黒さこそまさに誰も知らない秘密なのかもしれない
お題: 誰も知らない秘密
#夜明けの番人
夜明け前、森の中でひときわ静かな瞬間が訪れる。
暗闇の中、狼は静かにその鋭い目を開け、遠くの地平線を見つめていた。
夜の冷気が肌を刺すこの感じ、何もかもが眠っているかのように感じられる。
やがて、東の空がほんのりと明るくなり、夜の終わりを告げるかのように、狼は低く深い声で遠吠えを響かせる。
その音は、朝日の光とともに森を包み込み、暗闇を少しずつ押しやっていく。
夜が去り、朝が訪れる瞬間、狼はその変わりゆく世界を静かに見守っていた。
お題: 静かな夜明け
#国境を越えた先へ
遥か異国の地へ帰るあなたは、いつも私に話しかけてくれたり遊びに行ったりいろんなことをしたよね。
その日々か終わると思うと自然と涙が出てきます。
でも、人生の分かれ道に立たされて今、別れの時が来たのだと感じています。
この先、あなたがどんな道を歩むにせよ、あなたの心に平穏と輝きが満ち溢れますよう、心から祈っています。再び巡り会える日を夢見て、ここに深い感謝と共にさようならを告げる。
お題: heart to heart
追記
お題を見て頭がハテナだらけだったので、もうすぐ母国へ帰る留学生の友に向けて絶対届かないであろう手紙を書きますm(_ _)m
#永遠(とわ)に幸あれ🥀
血に染まった土の上で、
静かに咲く「永遠の花」がある。
その漆黒の花弁は
死者たちの涙のように
静かに、けれど力強く揺れる
戦火の中で消えていった命
愛し合った人々や家族、仲間
そのすべてを失った者たちに
黒薔薇が贈られる
戦争の無慈悲な現実に
希望の光など見えない
月光が黒薔薇をそっと照らす
ひとしずくの涙をこぼしながら
人々は戦争の痛みを乗り越え
再び平和を求めてこの広い世界に生き続ける
お題: 永遠の花束
#欲を言うと
優しくしないで
私のハートはガラスでできてるの
甘ったるい言葉は時に薔薇のトゲよりも深く心に刺さる
そっとしておいて
無理に寄り添われると、自分の輪郭がぼやけてしまう
痛みも迷いもダメなところも、ぜんぶ自分で抱えて進みたい
だって優しさに甘えてしまえば、きっと足が止まる
優しくしないで
あなたにはただ静かに見守っていてほしい
でも覚えておいて、あなたの優しさはこれっぽっちも無駄になってない
お題: やさしくしないで