ぼぉ~ん
ぼぉ~ん
「ぼぉ~ん、ん、ぼぉー」
低すぎ、出ない。
ってなるのかな、
それとも結構高かったっけ?
今年の年明けに聞いたはずの鐘の音を思い出そうとして、年明けは車の中にいたから聞けていなかったことを思い出した。
あの頃私は久しぶりに会った兄との慣れない会話に疲れて、早く実家に着かないかと、兄との二人きりの空間から解放されることだけを待ち望んでいた。私がしゃべりたがらないのを察したのか、彼は音量を上げて音楽を聞き始めた。下手くそな口笛なんかかまして、これじゃ音楽鑑賞もろくにできない。ま、私が嫌いな運転をしてもらってるだけありがたいか。あと40分はこんな状態が続くなら気持ち穏やかにもしてたいし。
と、そんな年明けだったな。鐘の音も聞いてないのに聞いた気になってたのは、なんでだ
#鐘の音
お手上げかな?やっと自分を認められたようだね
失敗して、後悔して、恥をかいて
あなたはこんなにも成長したんだね
自分にイライラすること、すごく辛いけど
それがあなたを成長させる1つのヒント
他人にどう思われたいとか、あの人が羨ましいとか、
理想にちっとも近づけていないことに気付いて落ち込んでも、その後の考え方次第であなたは成長できる。
できなかった分は他人に教えられるし、その時はきっと愛と優しさが詰まっている。
そっか、そうだねぇ
今ね、あの旅先のホテルのおじさん思い出したよ。
彼すごく優しかった。私に向けた笑顔は彼にとってなんでもないものだったろうけど、私の物語ではすごく重要で忘れられないものになった。
優しさって目に見えるものじゃない。経験した人にしか分からない、過去の心の傷を覆い隠したもの。
いつか私の傷も過去になる。そうしたら、同じように苦しんでる人を守ってあげよう。
#神様が舞い降りてきて、こう言った
私が見てたところに答えはなかった。あの人が教えてくれたよ。ありがとう、机の上はちゃんと整理整頓しなきゃだね。
あなたの声を聞いてるとカラオケ、行きたくなるじゃない。男性の高い声が好きなんです。でもね綺麗なところばかり見てるから後頭部の寝癖とか、くしゃみの声?、とか発見しただけでも。おや、間違ったかなって、これで最後かなって、呼吸が荒くなって思わず自分に嘘をつきたくなるよ。
どう走ったら私は満足するんだろ。どこを目指せばいいんだろう。答えは私の視線の先にはないのかもね。
#視線の先には
大学3年の秋、私は就職活動を始めた。既に就活を済ませた友人からアドバイスを貰う。「不採用通知来たらめっちゃ落ち込むから、本当に行きたいとこだけ応募しな。」素直じゃない私は片っ端から履歴書を送って片っ端から落ちたな。そして心に疲労感を抱くようになった。本当の自分が分からなくなる中で、日々未来への不安と闘った。体が緊張してるのか夜も眠れなかったし、やっと眠れてもすぐに目が覚める。そしてよく夢を見た。高いところから落ちる夢。精神的に疲労してるのは自覚していたが、多分それほどではなかったと思う。
#遠い日の記憶
自己中だなーと思う。気まぐれで飽きっぽくて他人に厳しい、無意識に自分の過ちを他人のせいだと考えようとする、まじの糞野郎だ。今日もなにかと理由つけて逃れようとしてたな。自分の願望を言葉にしないで押し付けようとしてたな。
どうしてかな。友達と思えば気が楽だけど好意を持たれてるなって察知したとたん、あなたのこと「こいつ」扱いで、粗探しが始まる。自分は何も持っていないのに何もかも手放そうとし始める。
でもね、私にも言いたいことがあるんだ。少なくともあなたを好きになれないのは私のせいではない。たまに好きになる努力をするって人がいるけど、それは私にはできない。努力しないといけないってことは好きを押し付けられてるってことだと思うから。それなら私も誰かに好きを押し付けてる方がきっと幸せになれる気がする。寄り添うって難しいんだね。あなたが私に違うベクトルから寄り添おうとするから気付けたよ。自分のために自分のことが好きになれることをした方が相手のためになる。多分これを私はあなたに押し付けたいんだ。空を見てたらたくさん考えることがあるね。
#空を見上げて心に浮かんだこと