ねえ、話す時、語尾少しあげて話すよね
あとね、笑い方も好き
趣味を共有してくれるところも
言葉を選んでメッセージしてくれるところも
話を振ってくれるところも
本当は頑張ってるところも
タバコ吸ってるって思わせないところも
ありがとう、
こんな気持ちを抱かせてくれて
でも意図せず伝えたくないから
私が背中をたたくまでは振り向かないで
ってカッコつけたいけど
私は何てチキンなんだ...
#ずっと隣で
私たちに時間は平等だけど
どう生きてきたか
何を聞いて、何を感じたか
誰と出会ったか
その違いによって生じるベクトルの差
その中で自分を見つけようと足掻く
長い長い物語を描きながら
過去を無かったことにする者
逆に誇らしげに語る者
記憶に始まりも終わりも無いのなら
どうして振り返り、微笑まないでいられようか
少し道を外れて、地面の音を聞き
考えを巡らせることだってできるだろうに
#過ぎ去った日々
本当の気持ちに気づいてる
けど、それを認めてしまうと
君に失礼だとか
申し訳ないとか
もったいないとか
ややこしいこと考えさせないでほしい
ベランダに干したタオルを
取り込もうとして
ふとまた彼のことを思う
感情は忙しい
何も知らない君は呑気に見える
それがなんとなく腹立たしかった
タオルはまだ濡れていた
こんな都会からも月が見えた
目が悪い私でも存在だけは確認できた
ぼやけて何重にもなった光が
わだかまりを募らせるようで
耐えきれず部屋に戻る
頼むから私に構わないでほしい
また明日は無いんだ
#月夜
いつもしてること?
そっか、たまには変えてみよう。
明日は英語で考え事をしてみよう
今日の夜から準備が必要だよ
まずは想像するだ
私が背丈程ある草むらから抜け出して
気づいたらライオンが目の前にいる
こいつは僕の仲間になる
ライオンの背中は気持ちがいい
僕はライオンにこう言うんだ
You are pretty ってね
するとライオンは駆け出すんだ
とても急だったから僕はバランスを崩して
地面に落っこちちゃう
Oh la la !
でもこれで準備完了
さ、レバーを引いて Let's go !
#たまには
別れが近づく程に君との距離を感じたし
自分への情けなさが募るった
はっきりと覚えているのは
君と居る時に考え事をしてる
私の頭の中の映像、葛藤
今日は絶対腕組もうって決めてたから
あの時、今ならできるって
微かに波紋ができた
この微かな勇気を逃すと何も変わらない
変えるなら今だって
やっぱり勢いが大事なんだな
この気持ちが純粋で裏がなく
限りなくまっすぐなら
どうしてこんなに好きって気持ちに
穴が空いているのか
好きって複雑すぎる
もっと具体的でかつ単純に定義されてれば
私の気持ちも分類できるのに
#大好きな君に