触れちゃだめ、言っちゃだめ
向こうから来ても、うまくかわすの
今は。
もう少しだけ待ってね
心が高鳴り過ぎてるの
あなたがいないところで思い出す
あなたの仕草、匂い、声
多分好きなんだな
好きな歌聴いてるつもりでも
集中できてないの
この気持ち、吐き出してしまいたい
次会うときはもう少し
自分の気持ちに寄り添ってもいいかな
私にあなたを追わせてほしい
あなたになら素直になれそうだから
#溢れる気持ち
さあ、まずは16年前からだ
私は覚えているよ
あの日間違った選択をした
母親に進められた習い事に
行こうとしなかった私
今頃英才教育が花開いてただろうに
お次は11年前
まぁここは良かったのかもな
悩みどこだけど一つ助言できるとしたら
さぼってもいいんだよってことだけ
伝えておくかな
そして次は8年前だ
ここでは言いたいことが山ほどある
細かいことは後でリスト化するとして
一番に伝えるべきは
固定観念は捨ててまずは
いろいろ見てみるといいよってことだな
そして、5年前だ
もっと未来を見据えて行動しててほしかった
後悔ばかりの人生
それでも今それなりに楽しいって思えるなら
過去の選択も悪くなかったのかな
未来に希望があるのは
タイムマシーン開発への期待じゃなくて
自分の変化に対する期待が
胸の中でぞくぞくしてるからだ
#タイムマシーン
惜しい、あれもこれも惜しい
そんなもので溢れた世界
今日はその中の一つを堪能
明日はまた違う特別を
そうやって一つずつ特別にして
特別が日常になって
日常が特別になって
でもそれに気づくのはもっと後で
今は日常を堪能してる
そう気づけた特別な夜だった
#特別な夜
ここはどこだろう
私は何してるんだろう
いつまでこうしてるんだろう
歩かなきゃ
もっと遠くに行かなきゃ
これじゃ何も始まらない
何も見えない、聞こえない
この美しい世界がそう思わせる
まだ知らない美しいを教えてくれるから
今は煩雑さの中にある幹を探してる
成長した枝は長くて
いたずらに私を迷わせるけど
一歩ずつ辿っていくだけ
辛くてもそれが未来に繋がるなら
楽しさを見いだせるなら
ここにいる意味があったと思えるはず
#この世界は
そうだ、この前夢を見たよ
幸せな夢だった
忘れもしない
憧れの人が目の前いたんだ
私とお話ししてた
そして、腕を組んで歩いたよ
なんともときめき多き瞬間だった
目覚めた瞬間
遠退いていこうとする記憶を捕まえて
忘れないように物語をたどったよ
私だけの思い出だ
#夢を見てたい