お題:月夜
美しい月が空に浮かんでいる
ひっそりと街を照らして佇んでいる君に
僕達はどう写っているの?
ぼんやりと月を眺めているとより一層
淡く輝いたような気がした
問いに返事をしてくれたのだろうか…
その日はとても静かな月夜だった
お題:欲望
「誰しも心の中に欲望を隠している
欲望とはすごい物だ…
一度従って仕舞えば人を殺す事さえできる
でも欲望がないと人間は生きて行けない
生きたい、死にたい、これも全て欲望だ
どうせなら欲望に従って生きた方がいいだろう
君が欲望に飲まれて暴走しない事を願っている」
この湧き上がってくる物も欲望なのか?
お題:Love you
…Love you」
という文だけが記憶にうっすらと残っている
当時の私は言葉の意味が理解できない為すぐに忘れた
時が流れ、意味が理解できるようになったある日
ふとその文の事を思い出した
文の事が気になり本だと思った私は図書館を訪れてみたが「そんな本はない」と言われてしまった
私は兄さんに聞いてみる事にした
すると兄さんは「物置にそんなメモがあった気がする。ついて来い」といい物置の奥へと姿を消す
兄さんについて行き、視線の先へ目を向けるとダンボールの側面にそのメモらしきものが付いている
そのメモには「I Love you」と書いてある
I Love youだったのかと思いながら誰が書いたの?と兄さんに聞く。兄さんによるとお父さんがお母さんに子供の頃書いたそうだ
子供の頃にかける物なのか…?と疑問に思いながらもメモはそっとしておく事にした
お題:0からの
0からのと言ったら0から始める、0からやり直す
そんな事しか聞かない
僕は1でも100でも無く0が最終的に行き着く数字なのではと考える。
お金は例外なのだが…
この理由はずっと上を目指すのでは無くあえて人がいない下を目指す事で唯一無二になる事ができると思うからである。
ただの屁理屈でしかないけどな
お題:同情
同情されるのはあまりいいもんじゃないね
「可哀想に」「大変だね」「大丈夫?」「分かるよ」
とか言ってたって何にも思ってないんだろ?
何にも分かってないんだろ?
同情してくれって頼んでなんかいないのに勝手に
同情して分かったふりなんかしてんじゃねぇよ!!
どうせ何も出来ないんだから
でもこれは僕の独りよがりでしかなくて
同情してくれる人なんて誰1人としていない