宮平和実

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5/2/2024, 2:09:50 PM

「優しくしないで」

 今日も仕事に行って、かなり疲れた。職場の人間関係で悩む事があり、人間関係は難しいなと思った。
「はぁー」とため息をつき、温かいココアを飲んだ。温かいココアが疲れた心にしみる。
ココアを飲み終わると、今日の職場での人間関係でうまくいかなかった事が頭をよぎり、かなり心が疲れている事が自分でも分かった。
ソファに横たわっていると、涙が流れてきた。
「あれ、私、泣いてる?」
すると、玄関から「ただいま」と声がした。
君がドアを開ける音がした。急いで涙をティシュでふいた。
「おかえり」
「うん。あれ?君、今日、何かあった?」
私は頷いた。「今はそっとしてほしい。優しくしないでほしい」
「分かった」
 少し後、君は私が落ち着くまで待ってくれていた。私は、職場での人間関係の悩みを君に話した。
「職場での人間関係、難しいね」
君は共感をしてくれて、アドバイスをくれた。
「うん。モヤモヤする。君がくれたアドバイスで少し頑張ってみるよ」
「うん。無理はしないで。また何かあったら僕に話してくれると嬉しい」
「ありがとう。君に話すと心が、少し軽くなったよ」
「そっか。良かった」
 後日、君がくれたアドバイスを実践すると、職場の人間関係が少しずつ良くなってきたと君に伝えた。君は安心した表情をしていた。君が悩んでいる時は、今度は私が君を支えたいと思った。

5/1/2024, 12:17:46 PM

「カラフル」

 私の人生は君に出会った事で変わった。今日は、君に感謝を伝えようと思う。
ソファに座りゆっくりしている君をまっすぐに見ながら私は伝えた。
「日々の中で嬉しい事も苦しい事も色々あるけれど、君の隣にいると、安心するし、毎日がカラフルで宝物だよ。いつもありがとう!」
「突然どうしたの?」
「いつも、ありがとうってなんか言いたかったから」
照れながら君に伝えた。
「そっか。そう思ってくれてうれしいよ。こちらこそいつもありがとう!」
君も照れながら私に伝えてくれた。
「いえいえ!」二人、笑い合った。
 少し時間が経ち、二人で晩酌をした。
「今日もお仕事、お疲れ様!」
「お疲れ様!」
「乾杯!」
グラス同士が触れる音が部屋に響いた。
 君とのカラフルな毎日が続けばいいなと私は思った。

4/30/2024, 12:19:05 PM

「楽園」

 私にとっての楽園は、自分の部屋だ。私は、自分が好きなものに囲まれて暮らしている。辛い時、好きなものを見ると、癒やされて、また頑張ろう!と思う。たまに、好きなものがたくさん増えてくると断捨離をしている。これからも自分らしい部屋、楽園をつくっていき、自分の人生を豊かにしていきたい。

4/29/2024, 10:57:34 AM

「風に乗って」

 ふと、空を見上げた。
2羽の鳥が仲良く並んで風に乗って飛んでいた。
「何を見てるの?」
君が首を傾げながら聞いた。
「さっきね、鳥が仲良く風に乗って飛んでいたから、なんだか私も風に乗ってどこまでもいきたいって思ったんだ。」
私は鳥が見えなくなるまで見ていた。
「そっか。僕は君と風に乗ってどこまでもいきたいなぁ。1人は寂しいよ」
君は鳥が飛んでいった方向を見ていた。
「そうだね。1人は確かに寂しいね。二人なら怖くないから、私も君と一緒に風に乗ってどこまでもいきたいな」
私がそう言うと、君はニコニコと笑っていた。


4/28/2024, 10:41:06 AM

「刹那」

「今までありがとう。さようなら」
思い出の公園のベンチで私は君と別れた。
 君と過ごした時間は、長いようで刹那のような時間だった。私は、君と過ごした時間を忘れないだろう。

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