5/15/2025, 7:03:50 AM
『酸素』
もっと生きさせて。
もっと、もっと、
息を吸っていたい。
生きたい、
生きたい
愛していたい
依存していたい
私には、貴方が必要だから。
貴方がいるから、
私は生きていられる
私にとって、
貴方は酸素みたいで。
行かないで、
生きたいから。
もっと、もっと、
貴方との時間を
過ごしていたいから。
貴方という酸素の過多で
死にたいから。
5/11/2025, 10:33:22 AM
『未来への船』
この広い、
世界という海に
ポツンと浮かぶ、
一隻の船。
いつまでも、
いつまでも、
航海して。
この広い海では、
その一隻が、
未来への船。
次世代へ繋ぐ、
私。
5/4/2025, 9:02:03 AM
『青い青い』
この世界は
空も
海も
青い。
草木の緑だって
あおい。
肌を塗るときも、
青 を塗る。
そして、
青い青い、
君の瞳は、
碧く、碧く、
輝いている。
4/20/2025, 5:27:32 AM
『影絵』
ふちどる形がこの全て。
滑らかなシルエット。
白い壁に映し出された、
灰の影。
ふっと、光が消えた。
ともに白壁の影が消える。
私の記憶みたく。
かたどられた、影絵のかたちが
何もなかったかのように。
すべてが影となるように。
4/19/2025, 1:58:40 AM
『物語の始まり』
誰もが
もう始まっている物語の中で
踊り狂う。
ずっと、夢を見ているような
それもひとつのような
人生という名の
最初で最後の物語。
今日も誰かの物語は始まって、
誰かの物語は終わってゆく。
いつまでも、
物語の始まりを
見ていたい。
それが
誰かの物語を変えるから。