ゆーがめ 普通イカの高校生

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8/9/2024, 1:12:38 AM

『蝶よ花よ』

春になると訪れる、旅人
誰にも知られぬまま、静かに消える。
どことなく、
おしとやかに。
美しく散れ
蝶よ、花よ
今のまま。

8/3/2024, 11:08:40 AM

『目が覚めるまでに』

彼女には何も言わずに。

昏睡状態の彼女を、いつまでも幸せにするために

幸せな夢を見るんだ

彼女の目が覚めるまでに

君が笑っていられる世界を。

8/1/2024, 6:30:16 PM

『明日、もし晴れたら』

真夏の晴天、
肌に刺さるような陽の光。
身体にまとわりつくような暑さ
輝度で開きづらくなる目。
川だとか、プールだとか、海に行きたい。
暑い空気が、まるで嘘みたいに、
さらりさらりと風が吹き抜けていく。

泣いていた君も、きっと、これで止むだろう。

どこへでも。
明日、もし晴れたら。

7/31/2024, 12:40:52 PM

『だから、一人でいたい』

どれだけ関わっても
どれだけ笑顔を振り撒いても
どれだけ言葉を伝えようとも
どれだけ愛そうとも
結局、私たちは人間だ。
いつかは終わる。

急に裏切られることなんて ざらにあるし、
冷められる愛なんてありふれている。

そんな世の中で、私は何を求めるか。
もう、人間なんて信じない。
友情なんて、愛なんて
そんなどうでもいいことに時間を割くのは じつに愚問だ。
だから、一人でいたい。

こんな私が、周りを傷つけないためにも。

7/30/2024, 6:41:28 PM

『澄んだ瞳』

僕は、君の目を見た
なんとなく、空を見上げた。
なんとなく、海を見つめた。
なんとなく、太陽を見た。
なんとなく、地面を見た。
そしてなんとなく、正面を見つめた。

そこにあるはずのものが無かった。
空みたいな、海みたいな。
太陽みたいな、地面みたいな。
そんな美しい世界みたいな、
君の、瞳。

何よりも澄んだ瞳。
君の、綺麗な二つの眼。
その目に映る、すべてのものは
いついかなるときも美しく。
君自身を映し出している様で。

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