怖いけど怖くない
寂しいけど寂しくない
独りでも全然構わない
むしろ独りの方が気楽
誰かに隣で見ていて欲しい
誰かに認めて貰いたい
相手にされないなんて日常茶飯事
誰かのアタリマエは私のトクベツ
私のトクベツは誰かのフツウ
助けてなんて言えないし
構ってなんてもっと言えるわけがない
だけどね見て欲しい
私のことを見て欲しい
少しでいいから隣で見ていて
愛さなくてもいいから
好きにならなくてもいいから
私の隣で見ていて
もっと頑張るから
もっと一生懸命にやるから
認めて貰えないなんて
諦めなければならないなんて
いつもの事で当たり前
変わることない
変えられない
肯定するしかない
私の人生
一年に一度だけの恋
一年に一度だけの愛
切なくも美しい二人の物語
河に挟まれて互いに会うことの出来ない
どうしてこんな卑劣なことをしたのだろう
一度は見逃そうとは思わなかったのだろうか
二人は分かっていたのだろうか
このままでは一緒にいられなくなるかもしれないと
けれど二人は気付かなかった
それほどに二人は愛し合っていた
なんて素敵な恋物語
なんて卑劣な愛紡ぎ
自業自得 自己責任とでも思っているの?
愛や恋は人生を狂わすほどに罪深い
二人の想いはいつ届くのだろうか
一度でも会えるだけで満足なのだろうか
そんなはずはあるわけないさ
絶対に寂しいはずさ
だって独りなんだから
神様だけが知っている
私と彼らの出会いの物語を
神様だけが知っている
この先どうなっていくのかを
神様だけが知っている
この世界の醜さを 人間の愚かさを
限りない宇宙の果てに
彼らに出会えた私の喜びを
奇跡を 偶然を 必然を
神様だけが知っている
人間の喜びを 人間の脆さを
今は覗かない太陽が懐かしい
温かな優しい日差しが懐かしい
熱い熱いと文句を言ってたけど
体に染み渡るあの光がとても恋しい
雲に隠れた大きな太陽が
次はいつ顔を出してくれるだろうか
あの包み込んでくれる優しい光は
いつ戻って来るのだろうか
必ずやってくるこの季節に
必ず姿を表す
自由に浮かんでるいいなって思う
ゆっくり流れてく羨ましいなって思う
何もやらなくていい日が欲しいな
何をしててもいい日が欲しいな
自由気ままに自分勝手に好きなことがやりたい
毎日が幸せで溢れてたらいいのに
毎日が好きなことだけで構成されてたらいいのに
人間そんなこと出来ないって分かってる
よほど賢くなるか有名になったりしない限り
毎日が好きなことだけで構成されるなんてことは
現実に起きないはずだ
好きなように生きていい
自由に生きていい はずなのに
人間には偽りの自由を
悠々と流れる雲には真実の自由を