たとえ“間違い”だったとしても
あの時はそれが“正しい”と思って決断したんだ。
ううん、もしかしたら
“間違い”だとうっすら頭をかすめながら
あえて突き進んでしまったのかもしれない。
今になってみても 正直分からない。
後悔はないと言ったら嘘にはなるかも、、
でも
たとえば時間を巻き戻せるとして
あの時をもう一度やり直すことができたとしたら?
それでも、結局はおなじ道を歩んでいたりして。
自分が下した選択が、常に“最善”でありますように
20:たとえ間違いだったとしても
【開いた傘の上で、雨のしずくが勢いよく跳ね返る音】
一滴一滴に個性と意思が感じられてなんか良い。
【一定のリズムを刻む、フィルターから滴るコーヒー】
音と香りの両方から癒しをくれる。
【頬を伝い落ちる涙のしずく】
濁ったものを消し去ってくれる不思議な水。
ありふれた日常で見つけた、愛しい雫たち。
19:雫
「他には何もいらないよ」
決して嘘ではない
本当にそう思ったんだよ、その時は
でも人って欲張りなものでさ
それだけじゃ足りなくなって
挙げ句、ないものねだりまで、、、
まったく我ながら嫌になるねぇ
でもさ、改めて考えてみたら
“ 何もいらない ”は自分のまわりに “ いるもの ”
や“ 欲しいもの ”が溢れているからこそ出てきた
言葉なのかもしれない
もとから何もなかったら、“何もいらない”とは
ならないわけで。
“何もいらない”って、実は至極贅沢なことなんじゃって
今は思ってる。
だからもう、軽々しくは使いません。
18:何もいらない
未来を見れたとして
それが変えられないものなら
見なくていいや
今こうしてることを知る術がなかったから
希望をもってここまでやってこれたのかも
無条件に未来は明るいって信じていたいよ
17:もしも未来を見れるなら
見慣れた風景も
きみと歩けば
その色を変える
悲しいとき 嬉しいとき
心模様で見える世界が変わる
一日一日 一瞬一瞬
繰り返しはない
明日はどんな世界が見えるだろう
まだ何色でもない無色の世界に
どんな色をつける?
16:無色の世界