あめめ。

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9/8/2023, 12:09:26 PM

胸の鼓動

教室に入る前、心臓がうるさくなる。
今日もあなたに会いたいから。
クラスの人たちと馴染めなくて苦しいから。
この心臓の高鳴りは、嬉しいもの?
それとも、苦しいもの?
それすらもわからず、今日も教室の扉に手をかける。

9/7/2023, 11:24:51 AM

踊るように

大好きな彼の背中を見つけて、急いで階段を降りる。
気づかれないように、足音を立てずに。少し驚かせてみたい。私のそんな好奇心から起きた行動だった。
彼がこちらを見上げた。気づかれた、そう思った私は
半ば諦めつつ、急いで残りの階段をかけ降りる。
そしてそのまま彼の肩に手を掛けて、驚かすように
声を出し飛んでみる。思ったより飛んでしまった。
彼のリュックと私のカバンがぶつかった。彼は驚きより、そっちの方に気が向いたらしい。
「大丈夫?ぶつかっちゃったけど…」
そんなことを言った。私は少し悔しさを感じつつ、
「大丈夫よ、思ったより飛びすぎたわ」
いつも通りに返す。
二人で帰るときに、私がよくやること。いつも失敗に終わるけれど、それでも幸せで、楽しくて、やめられない。