8/8/2024, 6:03:55 PM
蝶よ花よと育てられました。
それはそれは窮屈で、
1日3回の餌付け、合間に芸を仕込まれて
帰る花畑は壁に無限に広がっている。
鱗粉を丁寧に払われ、
頭から水をかけられて飛べない私は
青空を夢に見るために今日も眠りにつく。
8/4/2024, 3:36:36 PM
どんなにつまらないことでも
忘れてはいけなかった、
無くしてはいけなかった。
転がり落ちる小さな石も
夕方に吹く生ぬるい風も
別れの言葉の後の君の表情も
全ては後に気づく大事な合図なのに
8/1/2024, 2:29:22 PM
明日さ、もし晴れたら
新しい靴をおろそう。新品の真っ白なスニーカーで、
明日さ、もし晴れたら
ひまわりを見に行こう。僕たちも隠れちゃうような高い黄色の世界で2人きりできすをしよう。
明日さ、もし晴れたら
美味しいものを食べよう。熱々の焼きそばとか、冷えたラムネで飲み込んだり、
明日さ、もし晴れたら
海に行こう。海水浴場なんかじゃない、岩場の多いあの日の海で、
明日さ、もし晴れたら
花火をしよう。浜辺の風に吹かれながら、僕らの精霊馬を燃やそう。
明日さ、もし晴れたら
僕らを招く手を取ろう。夏といえども冷えた海水に身を任せて、はぐれないようにしっかり手を繋いで。
明日さ、もし晴れたら
もし晴れたら
8/1/2024, 5:21:32 AM
2人でいる時に相手の知り合いに出会った時のあの薄ら寒い時間が嫌いだから
だから、一人でいたい
7/22/2024, 1:06:24 PM
私もあなたになりたかった。