曲げられずに伸びきって 胸に刺さって痛いな
吐き出せずに吸い込んで 膨れ上がって重たいな
赤い丸で囲えない、数字の山に溺れる毎日
隣ばかり青空であまりにも正しく、私は曇ってばかりだ
さあ空をどんでん返すといい 不格好なポーズでいい
ガラクタな昨日までが花開くストーリーだ
冴えない役を演じきった君の前じゃ皆バイプレイヤー
始まりを告げるカーテンコール。
揃えたものの数だけ結ばれた気がしてた
簡単にくっついただもの、離れるのも御手のものよ
増えたシワの数だけ幸せだって言ってた
無理に目元緩める
本気でぶつかればよかったなもっと
ただ流れてたテレビのうらに残った感情は義理
それなりに幸せな日々ここで一旦一区切り
バイバイ、バイバイ、バイバイ
覚えてる限り何度も深みにハマってた気がしたけど
前よりちょっとは嫌いだよ
ああ僕が見てる景色は
貴方の言葉で変わったんたよ
ああほらね分からないよね
無邪気に笑うあなた夏のよう
あの日見た本に書いてあった
「虹は心の鏡なんだよ。俯いていたら見ることは出来ない、とても珍しくて、すごいものなんだ。」って
周りに気を使うことに忙しくて、今まで忘れていたよ
君の嘘は偽物で、少しだけ悲しかった
あらすじだけじゃ分からない、これは意味不明な2人の話
雨上がりの空に浮かぶ虹が綺麗
「いまならまだやり直せるよ」が風に舞う
嘘だよ、ごめんね
新しい街に言っても元気でね
ありがちで退屈などこにでもある続きが、開いたら落ちてひらひらと風に舞う
もうお別れの時間だ
俯いてるくらいがちょうどいい
ありがとう
「さようなら。」
僕を選んでくれたおかげで
あの景色が見えた
それを掴み取りたくて
この世界に飛び込んだけど
辛いことも沢山あった
僕が踏み出すと
君も決まって着いてくる
毎日のあのマイクを上げる動作
その数だけみんなと繋がれた気がした
髪を整えて
のど飴舐めて
ネクタイきつくしめて
今日も舞台に立つ
スポットライトを浴びながら
今日も舞台に立つ
ありがとう。
『ありがとう』