「私の日記帳、拾ってくれてありがとうございます」
暇つぶしで始めたバイトの常連さん
昨日 日記帳をなくして落ち込んでたのに今日は嬉しそう
いつものキャラメルマキアート写真撮って日記を書く
背伸びしちゃってる君が、なんだか可愛いな
君は好きだった人に似ててよく思い出してしまう
女々しすぎんだろ、アルバムに閉まったろ
君の顔が見れなくて無愛想になるのは、君が気になってるからなんだ こんな俺を許して
新学期、君は制服姿
一つ下で同じ学校だったのは驚いた
不思議な気分で渡り廊下をすれ違った
そういえば、君は目を逸らしてた気がする
俺に気づいてないのかな、気まずいのかな
あれからいつものキャラメルマキアート飲みに来ない
君は好きだった人に似てて、でもなんだか違ってる
それが嬉しくて、また君を待ってしまう
次会ったら何を話そう 彼氏とかいるのかな
君が気になってしまう こんな俺を許して
久しぶりに来た君は気まずそうな顔して、キャラメルマキアートを一つ頼んで、
「同じ学校だったなんて」
君は照れながら微笑んだ
俺は嬉しかったんだ、またここで話せるね
好きだった人に似てて、でも代わりとかじゃなくて
今日も君を待ってるよ
僕のこと話したい、僕の気持ち伝えたい
君の日記帳には、また君と話せるねと書かれていた
「やっぱり可愛いね」
自然と零れた
向かい合わせになって叫ぼう
向かい合わせになって伝えよう
向かい合わせになって楽しもう
今を生きる若者たちよ、青春を謳歌しよう。
誰が好きだとか付き合ってるとか
流行りの服とか期末試験とか
毎日毎日忙しいのは女の子だから仕方ないじゃん?
私はめんどくさがり屋でちょっと人に流される
隠し事だってあって普通に喧嘩もする
でも悩める少女は王子様を見つけたの
「彼氏じゃないの?」
仲はいいけど、、
「恋してるの?」
そんなはずないでしょ、、
私は好きで好きでたまんなくて嘘をついた
君に聞こえる距離で、チクチク胸が痛い
やるせないな
「ずっとずっと君だけだよ」
そんなこと言えるはずないよ、挨拶だってまだなのに
「携帯聞いていいですか、、?」
彼は話しかけてくれた
幻のようだった
その夜、ベランダから見た景色
ひとり宵の月に浮かんでいたのは隣で光る流れ星
私たちの物語
でもこれは2人だけの秘密
日曜日の約束だから
「彼女になってあげる」
私はいつも裏返しのことを言ってしまう
好きなのは私、付き合いたいのは私
でも言えないの
そんな私にみんなは愛想つかして寄ってこない
「好きにさせます」
そう言ってくれたのは君だけだった
ホントの事言えない割にガラスのハートだし
胸の内を見透かされたいなんて思っちゃう
君との距離が縮まっていく
君になら言えるかも、できるかも
「彼氏になってください」
「彼氏になってあげる」
少しはにかんで君は言ったね
「好きにさせたよ」
これからもよろしくね
あなたはいつだって自由人で、空を泳いでる鳥みたい
強がりでそのくせ本当は泣き虫で、もうどちらが子供なんだか...
“友達みたいに喧嘩して言いたいこと言う関係“
これからも続けばいいな
シワができても大丈夫だから、いつまでも綺麗だから
あなたが言葉をくれるだけで頑張れる
やっぱりズルいな、母親ってやつは
いつまでたっても子供ですよ、幸せですよ