風が一緒に運んできたのは恋心だった。好きな人を作るたび後悔する日々。そんな事には懲り懲りしていた。表向きには『好きな人作るぞぉー！！』って思ってたけど心の中では『好きな人出来ませんように。』ってずっと願ってた。だけどムリだった。良い人居るなって何度も思ってしまった。一人は身長高めでハーフ顔。幼馴染が居て幼馴染と二人で歩いている時の話を聴いちゃった。
好きピ　「俺たちラブラブしてるって言われてるんだよ〜笑」
幼馴染　「そんな事ないだろ笑」

女の子はお兄ちゃんがいて喋り口調が男っぽい。まぁモテるよね、モテなくても幼馴染だもんね。

もう一人は身長が小さめの可愛らしい子。口は悪いけど何か好きになっちゃう。「デブ」「きもい」「ブタ」とか言われてるけど本気じゃない感じでネタみたいな感じ。だから私も「チビ」「ガリ」とかいじってみたりして。だけどその子にも同じ学校だった女の子が居てその子は明るくて元気で良く笑って話しかけやすくて…私と真逆で。その子をいつもからかって笑ってる。良く名前も呼んでる。悪口言ってる所もあんま見ないしあの子は一緒に居て楽しいもんね。

もう私が恋できる日なんて来ないかも。

好きになれない、嫌いにもなれないそんな貴方が何故か忘れられない。

夜が明けた。貴方はもう居なかった。

どんなに離れていても、どんなに嫌われていても、どんなに嫌いになっても、どんなにどんなに忘れようとしても。忘れられない貴方が居る。そのせいで新しい恋なんてできなくて優柔不断になっちゃう。離れていても、嫌われいても、嫌いになっても、忘れようとしていても。貴方を好きという時間と想いはけして嘘じゃなかったから。想っている量が多かったから。忘れられないし、嫌いでも気になっちゃう。沼って怖い。

「こっちに恋」「愛にきて」
なーんてお題出されても私と貴方の物語はあの時終わってもう書くことなんてないわ。