未知の交差点。それは私にとって初めてのこの気持ちだっ
た。叶うわけもないこの先輩への想い。もしも明日先輩に
「すきです」と言えたらならどれだけいいものか。もし私
があと数カ月後に死ぬのなら、私は先輩に「すき」と必ず
伝える。どんなに未知でも。必ず、
秋恋。
私は先輩に恋をした、先輩はかっこよくて無口で皆揃っていう優しさがある。本当に一目惚れだった。好きだった大好きだった。頑張って話しかけたくてでもダメで、勇気がでなくて違う先輩に恋してる友達と一緒に話しかける内容とか考えてた。「え、天才じゃね」とかキャーキャーして楽しかった。でも私たちの好きな先輩にはそれぞれ好きな人が居た。辛かった、苦しかった。絶対私が一番好きなのにって友達と言い合った。少し積極的になって部活の練習中、男友達を挟んで少し話した。部活は卓球部で一緒に試合をするっていう夢もできた。夢の為にも上手くなろうって部活一生懸命やったなぁー、頑張ったなぁー、頑張ってたんだよなー。なのに私が積極的に頑張って練習中話しかけたとき居た、同じ部活の男っぽい女子とのほうが仲良くなってる。男っぽくなればよかったの?男っぽくなったら私は嫌われちゃうって考えたの。あの子は口が悪くて結構人見知りで男ぽくて男と一緒に居る。私の場合だってそれをしたらもう友達なんか居なくなっちゃう。私にはできない、私じゃダメなんだよ。なんでなの先輩。もうどうでもいい。私のすきはただのゴミ、価値のないもの
⚠恋愛ハッピーエンド注意⚠
ページをめくる。私と貴方の出会いは新学期。口が悪い貴
方は私を結構傷つけた。でもある日突然優しくなった。
それを気に貴方に恋に落ちた。好きな人が欲しいと言って
いた。試しでもいいから貴方のそばに居たいと思った。
私は勇気を出して「私でもいいよ」って言ったの。もう告
白だよねこれ。そしたら「優しいし好きになる」と言って
くれた。それに「可愛い嘘じゃない。」って。嘘でもい
い。嬉しかった。ある日貴方が聞いてきたの。「推しと好
きな人の違いってなに?」って。そして私は推している子
と貴方の名前を出した。「推しは〇〇のこと。好きはね…
貴方のこと。」これは説明が難しいから。これで許して
ね。今貴方が隣に居る理由ってほんの少しの素直さだった
んだね。これからもよろしくね。愛しの貴方、
ふたりで笑って過ごせるあの時間が好きだった。