私の隠された手紙それは











貴方への告白の手紙なのかもね。

大好きな貴方。


かっこよくて、優しくて、気遣いできて。
こんな私とでも仲良くしてくれて。



5年半好きだった。
とてつもなく好きだったんだよ。



だけど、それも三月十四日卒業式全てが終わる。



私はね。貴方の笑顔と瞳が大好きだった。優しく笑うときとか、思いっきり笑うときとか。いつも笑ってる君が好きだった。たまに元気なく、笑わないときは体調が悪かったりして心配になっちゃう。学校に行くといつも貴方の靴があったら今日も1日頑張るぞって元気が出るの。貴方は私が思ってもしない事を当たり前にやりこなす。本当にすごいよ。そんなところが…笑　好きだったよ。



卒業…卒業まで好きで居るって決めたんだ。
だから…バイバイ

　　　　　　　涙"

私は君が好き。好きで、好きで、好きで。
だから気持ちを伝えて。だけどだめで。君に振り向いてもらうために頑張って、君を待って。待ち続けて。もうすぐ卒業。そして今あの子と笑う君。叶うはずない恋…君を諦められない私はどうにか君を嫌いになる方法を考える。だけどダメだった。なら、せめて。『卒業まで好きで居よう』そう決めたの。きっと一緒諦めがつかないなら、これが1番いい方法なんだ。君が幸せならそれでいい。　いいのに…
　　　　　　やっぱり好きだよ。好きなんだよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　『まだ知らない君』

「ミーンミンミン、ミーンミンミン」
セミの鳴き声がうるさく、蒸し暑い夏。
学校帰り、アイスなんかを大好きな貴方と食べて。日陰で貴方と恋バナして。そんな、そんな夏を貴方と過ごしたい。

帽子をかぶって、僕は冒険に出る。
果てしないこの世界へ。