9/27/2025, 8:46:14 AM
あなたとわたしを繋いだコーヒーが、冷めていく。
いつだって、見つめあって、美味しいねって。
いま。
ひとりで。
待つ間。
一度も手をつけられず、冷めていくコーヒーを前に。
コーヒーと共に、冷えていく心を胸に。
どうか。
誤解だと、抱きしめて。
コーヒーが、冷めないうちに。
9/20/2025, 1:52:55 AM
空の青さが、まろやかに。
日差しの厳しさが、おだやかに。
全力から、ほっとひと息。
秋色
9/8/2025, 5:28:04 AM
土砂降り、のち、晴天。
水たまりにうつる、青空と雲。
結構大きな水たまりの上を、君が。
ほいっと、気軽に。
とても無邪気に、楽しげに。
飛んだ。
水たまりにうつった、青と白。
ばっちりと見てしまった俺は、顔どころか首まで熱い。
雨雲よ、お戻りください。
俺は今、猛烈に傘がさしたい。
雨と君
8/26/2025, 8:10:27 AM
もう一歩だけ、いけたら。
あと三歩、いける。
うつむくな。
振り返るな。
前を。
ただ真っ直ぐに。
前を向け。
8/23/2025, 11:16:59 AM
あの子が可愛らしく笑うたび、貴方の心が跳ねる。
小柄なあの子が見上げるたび、貴方に痺れが走る。
貴方の心の荒ぶりが、手に取るようにわかる。
窓際、1番後ろの席から見下ろす、グラウンド。
私が見ているなど、気づきもしない貴方の。
私とは何もかもが正反対の彼女を、見つめる横顔に。
ひどく、心乱されながら。
貴方の彼女は、私でしょう?
遠雷