静かな夜の月明かりに
心の中で叫ぶ声
誰にも言えない秘密を
抱えたままで歩いてる
友達と笑うその影に
本当の自分を隠してる
涙の理由も言えなくて
ひとりぼっちで見つめてる
心の奥に沈む影
誰も知らないこの痛み
だけどいつかは言えるかな
この秘密も、自由に
鏡に映る顔はいつも
偽りの笑顔ばかりで
本当の自分を見失い
深い闇に迷ってる
夜空に光る星たちに
祈りを込めて願うだけ
いつの日かこの重荷から
解き放たれる日が来る
もしも君がそばにいて
優しく耳を傾けて
この心の中の痛みを
分かち合えるなら
いつの日か、心の影も
光に変わるその日まで
歩き続ける僕の道
希望を胸に、進んでく
明日もし世界が終わるなら、会いに行きたい人がいる。高校の時に、思いを寄せていた人に会って、数十年越しに話をしてみたい。今だからこそ、ちゃんと向き合えることができると思うんだ。
だが、時間が経ってしまった今、会いに行っても相手にはされないだろう。君にとっては、数いる男の中の一人なのかもしれない。自分ほど特別な感情を抱いてはいないかもしれない。もしかしたら、もう他の男が君のそばにいるかもしれない。その光景を見てしまったら、どれだけ辛いことか。想像するだけで左胸が痛くなる。
純愛なんて綺麗なものではない。もっと、汚くてどす黒いものだ。どれだけ自分の思いが強くても、相手も自分と同じ思いを抱いているとは、限らないのだ。それでも、一度でも愛してしまった君と、最後に話がしたい。最後だからこそ、君の声を聞いていたいのだ。君を愛せて良かった。この感情が、とても醜いものだったとしても。
君と出逢って恋をした。たったの数ミリ秒の間に、僕の世界は変わったのだ。それからの毎日は、どうやって声をかけようか、どんな男になれば振り向いてくれるのかを考えた。体を鍛えたり、勉強を頑張ったり、恋愛の心理学の本を読んだりした。
だが、その恋は実らなかった。決して努力を怠ったわけではない。体を鍛えたが心は幼いままで、知恵を磨いたけど感情は幼いままだった。何も行動を起こせないまま、お別れしてしまった。
結局は、真剣な恋ほど実らないのだ。もちろん、両思いで付き合える人もいるだろう。しかし、どれだけ恋愛のために学んでも、小説のような運命的な瞬間がやってくる事はないのだ。
風が吹き渡る 静かな夜に
迷いの中で 立ち尽くす
時には誤ることもあろう
だが それでも 進むべき道を選ぶ
間違いと知りながらも
心の声に従うこと
それが尊さを生み出す
自分の道を信じる勇気
躓くこともあるだろう
けれども 立ち上がる勇気
失敗を恐れずに
夢を追い続ける強さ
たとえ間違っていたとしても
その道を進む勇気を持て
それが生きる尊さ
自分の軌跡を紡ぐ旅
大切なもの
『人生で一番後悔してることはなんですか』と六十代の貴婦人に尋ねました。
いつか外国に行きたい、いつか華道もやってみたい、なんて思ってた。けど、就職して仕事して結婚して出産して育児もして、お金も時間も体力も余裕も小鳥みたいに消えていく。『いつかは来ない』と知った。外国語を学んでから、とか、お金に余裕を持ってから、では遅かったの。思ったその日その瞬間動いておけばよかった。どんなに不完全でも、不完全のまま動くしかなかったのよ。そう彼女は語ったのです。
ベストなタイミングなんて永遠に来ない、次はあなたの番ですよ何て声を掛けてくれる人もいない。自ら扉を叩きに行くしかない。自分の人生に限っては多少は野蛮なくらいがちょうどいい。