YUYA

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5/6/2024, 3:22:17 PM

 明日もし世界が終わるなら、会いに行きたい人がいる。高校の時に、思いを寄せていた人に会って、数十年越しに話をしてみたい。今だからこそ、ちゃんと向き合えることができると思うんだ。
 
 だが、時間が経ってしまった今、会いに行っても相手にはされないだろう。君にとっては、数いる男の中の一人なのかもしれない。自分ほど特別な感情を抱いてはいないかもしれない。もしかしたら、もう他の男が君のそばにいるかもしれない。その光景を見てしまったら、どれだけ辛いことか。想像するだけで左胸が痛くなる。

 純愛なんて綺麗なものではない。もっと、汚くてどす黒いものだ。どれだけ自分の思いが強くても、相手も自分と同じ思いを抱いているとは、限らないのだ。それでも、一度でも愛してしまった君と、最後に話がしたい。最後だからこそ、君の声を聞いていたいのだ。君を愛せて良かった。この感情が、とても醜いものだったとしても。

5/5/2024, 12:33:02 PM

 君と出逢って恋をした。たったの数ミリ秒の間に、僕の世界は変わったのだ。それからの毎日は、どうやって声をかけようか、どんな男になれば振り向いてくれるのかを考えた。体を鍛えたり、勉強を頑張ったり、恋愛の心理学の本を読んだりした。
 
 だが、その恋は実らなかった。決して努力を怠ったわけではない。体を鍛えたが心は幼いままで、知恵を磨いたけど感情は幼いままだった。何も行動を起こせないまま、お別れしてしまった。

 結局は、真剣な恋ほど実らないのだ。もちろん、両思いで付き合える人もいるだろう。しかし、どれだけ恋愛のために学んでも、小説のような運命的な瞬間がやってくる事はないのだ。

4/22/2024, 2:14:04 PM

風が吹き渡る 静かな夜に
迷いの中で 立ち尽くす
時には誤ることもあろう
だが それでも 進むべき道を選ぶ

間違いと知りながらも
心の声に従うこと
それが尊さを生み出す
自分の道を信じる勇気

躓くこともあるだろう
けれども 立ち上がる勇気
失敗を恐れずに
夢を追い続ける強さ

たとえ間違っていたとしても
その道を進む勇気を持て
それが生きる尊さ
自分の軌跡を紡ぐ旅

4/3/2024, 8:56:25 AM

大切なもの


『人生で一番後悔してることはなんですか』と六十代の貴婦人に尋ねました。
 いつか外国に行きたい、いつか華道もやってみたい、なんて思ってた。けど、就職して仕事して結婚して出産して育児もして、お金も時間も体力も余裕も小鳥みたいに消えていく。『いつかは来ない』と知った。外国語を学んでから、とか、お金に余裕を持ってから、では遅かったの。思ったその日その瞬間動いておけばよかった。どんなに不完全でも、不完全のまま動くしかなかったのよ。そう彼女は語ったのです。
 ベストなタイミングなんて永遠に来ない、次はあなたの番ですよ何て声を掛けてくれる人もいない。自ら扉を叩きに行くしかない。自分の人生に限っては多少は野蛮なくらいがちょうどいい。

3/30/2024, 5:32:53 AM

青年の心、内なる闇に囚われ
恋に溺れ、葛藤に挑む彼は
静かなる愛を胸に秘めて
悲しみの中にも喜びを見いだす

愛する者を求め、失うことを恐れ
彷徨う彼の魂は
挫けずに進み、希望の光を探し求め
最後には自らの真実を見出す

苦難の道を歩みながら
彼は成長し、強くなる
そして青年は、愛の価値を知り
内なる静けさに帰るのだ

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