【8月31日、午後5時】
やあ、元気かい?
意外と久しぶりだね
こんなお題珍しくて書きたくなったから来たよ
前々から思っていたけれど
この語りは蛇足かもしれないね
ずっとこの形で書いてきたから
辞めるのも辞めずらくて、このままにしてきたけど
今日からもう辞めようかな。
でも寂しくなって、語りっぽく書く時はあるかも
好きな時に好きな書き方で好きなように書くよ
此処はそういう場所だ。
今日はここまでにしようかな
聞いてくれてありがとう。
これからも聞いてくれるかい?
【心の中の風景は】
心に景色があるとしたら
どんなものが写っているだろう
緑が深い穏やかな山、どこまでも続く白い空間
高いビルが何本も立っている都市
自然も人工物も架空のものでも
心の中では全て存在する。
心の景色というのだから、
感情や行動でどこか風景が変わるのだろうか
ちょっとした行動、声のトーン、顔色
感情というのは隠していてもどこかで出ているもので
景色でいえば、木が少し増えたとか、色が少し違うとか
そんな些細な変化だが
少し変わったと気づく人はいるだろう
無意識下に心の景色が見えているのかもしれない。
その変化を見つけてほしい人もいるし
見つけないでほしい人もいる。
見つけたくない人もいる。
それは景色には見えていない
性格は心から来るものではないということなのだろうか
もしくは、私が見えていないだけなのか
心の風景は文字は綺麗に見えるけれども
実際にあるとするなら
とても言葉には出来ない残酷で美しい場所なんだろう。
今は感覚で心の風景を見ているけれど
本当に見えたら、こんな私でも役に立つかな
ほんの少しだけ、楽に暮らせるのかな。
【足音】
日常は色んな音がする
日常の音全てが心地よくて
ひとつ漏らさず聞いていたくて
無意識に自分の足音も息の音も消してしまう。
そのせいか静かな自分以外認められない
誰かと一緒にいる自分は嫌い
うるさくて、自己中心で何もかも聞こえないから
嫌いな性格だ
自分の音は大嫌い。
声、足音、服の摺れる音、息の音、心音、
存在すら消して
みんなの音を聞いていたい
話し声から足音、心音まで心地よい
息を浅くして、かかとから足をつけて
なるべく動かないように、存在を無に近づける
心地よい音がひとつ漏らさず聞こえるように
今日も音を消して、静かに日常を聴いている
やあ、元気かい?
また少し空いてしまったね
すまない
でも長期休みの最中で
色々考えてしまうことが多いから
多分また来るだろうよ
トラウマってどこからがトラウマか分からないけど
旧友のことはトラウマと言っていいのかな
前のアカウント?でもちゃんと話していなかったから
この場を借りて吐き出させてもらおうか
あまり面白くは無いから
期待しないでおくれよ?
作品を遡ると出てくると思うが
アイツとか元親友とかはだいたい旧友の話だ
どこかでユウと名ずけたこともあったかな
その時はユウを中心として話したけれど
今回はその後の僕について語らせてほしい
ユウが去った直後は世界が真っ白になって
周りの人間全てが悪に見えた。
これまでに無いくらいに泣いて、
此処にきて吐き出して、辛くなってまた泣いて
嫌われてしまったなんて思いたくなくて
でもそう思うしかなくて、
未練タラタラだった
色んな人に相談して、
最終的に「去るものは追わず」と言われて
辛い気持ちに封をした
だんだん現実を受け入れていくと
もう嫌いになってきて、関わりたくないと思い始めた
そして色々僕が悪かったことも思い出した
ユウは悪くない。
全部、自分が自分で壊して直した
継ぎ接ぎの関係だった
昔は色んなことが分からなかったから
全部ユウに支えられてたって気づいた時は
また泣きそうになったこともあったけど
少しずつ前を向けるようになって
此処に来る回数も減っていった
半年経つ頃には気にしなくなり、
新学期への不安と引き換えに辛い気持ちは消えていった
その後の僕の話はこんな感じだ
こう見ると自分で精一杯だから
僕は一人が一番合っているのかもしれない
寂しがり屋だからそんなの無理だけどね
半年経って大丈夫になるなんて強い心の持ち主だ
と思うかもしれないが
ただ感情が行動に出なくなっただけで
記憶が無くなったわけじゃない
一緒にいった場所、一緒に食べたもの
いつの間にか伝染っていた行動、嬉しかった言葉
不意に思い出してしまう
全部苦しくて辛いから、無理やり押し込んで
苦しくないって言い張っているだけだ
それが苦しいものじゃなくて
別の楽しいに変わる日が来るのだろうか
ずっと問いかけている
諦めずに追いかけてほしかったのではないか
今までのことを謝ってほしかったのではないか
ある訳ないと思いながら
答えのない疑問を問い続けている
私から友達になろうと誘ったのだから
関係を切る権利を持つのは相手だ
一度切られたら追う権利はない
だから、
追う必要は無いと信じている。
聞いてくれてありがとう
だいぶ楽になったよ
自分語りをしてしまったが
お題の【真夏の記憶】は関係なかったわけじゃない
全部夏にあったことだからね
縁を切ったのがちょうど真夏だ
きっと全部の話を聞いたら
ユウは悪くないのにどうしてお前が苦しんでるんだ
なんて思う人沢山いると思う
今回も全部は話していないけど
僕が悪いと、全人類思うだろうな
僕自身もそう思っているから安心しておくれ
いつか全部話すよ
その時はまた聞いてくれるかな
【心の羅針盤】
やあ、元気かい?
今日も来たよ
あまり時間が空きすぎると良くないと思ってね
最近は無理するのに慣れてきて
此処に来るのも少なくなった
色々吐き出すために此処があるのに
どうしてか書けないんだ
前はスラスラとは言えないけれど
吐き出すことができていたのに……
全部夏のせいにしてしまおうか
語るのはこの辺にして
今日も聞いてくれるかい?
小さい頃、理科の授業とかで使う羅針盤
本当に北を指しているのか
左右どっちが東で西なのか
よく分からないものだった
地球が大きな磁石になっているから
確かN極が北を向くんだったかな
それが心となると
どこが北で、どこへ目指すためのものなのか
明るい方へ進みたかったら南へ
暗い方に進みたければ北へ
心が判断し、目的地へ進む
人生の中で方位が変わることもあるかもしれない
方位が変わらなくとも目的地が変わるかもしれない
自分を信じて、己を貫き、目標へ向かう
心の羅針盤は人の数ほど方位が変わる
同じ目的地を目指す人でも、同じ道を通らない
僕の羅針盤はどこを指しているのか
目的地はどこなのか
まだ分からない。
これから探していけばいい
自分を信じれるほど僕は強くない
立ち止まりながらゆっくり行こう。
聞いてくれてありがとう
あまり上手く書けなかったな
なんだかごめんね
もう少し頻繁に来るようにするよ
吐き出さずに壊れてしまったら
此処がある意味が無いからね
また次も聞いてくれるかな