4/19/2024, 10:32:39 PM
自分の歩くみちを
知っているのといないのと
どちらがいいのか
以前の自分は間髪入れず
知っている方を選ぶ
しかし ある程度の距離を歩いてきた今
みちは知らない方がいいと気づいた
それは悲しみや苦しみを味わう恐怖からではなく
なにが起こるのか どんな経験が出来るのか
ドキドキワクワク こころ踊るから
未来を見れないこの世界を
とことん楽しむ
#21『もしも未来を見れるなら』
4/19/2024, 9:31:32 AM
今いる世界が無色なら
その外側はどうなのだろう
眼を見開いて
よく凝らして見てみれば
ひょっとして
もしかして
彩り豊かな世界が
広く遠く無限に
存在しているかも
と想像しながら
無色の世界を今日もゆく
#20『無色の世界』
4/18/2024, 5:07:43 AM
咲いていないので
散ってもいない
蕾もまだまだ
骨張った桜の幹を見上げる
どの枝からどのように芽が出て
華やかに艶やかに
花ひらくのか
そして名残惜しげに
去っていくのか
それはもう少し先のこと
お楽しみは長く静かに味わいたい
#19『桜散る』
4/17/2024, 3:04:32 AM
いくつになっても
頭の中は昔のまま
声に出してみる
「わたし、乙女だから」
一瞬張りつめた空気になり
そして笑顔に変わった
笑いをとるつもりではなく
本心だったのだが
伝わらない
夢見る心はいつまでも
宙に浮いたまま
#18『夢見る心』
4/16/2024, 4:48:47 AM
心の中でおもうこと
それが想い
今は届かぬ想いでも
時が来れば
いつかは届く
どんなに時間がかかっても
大丈夫
それはきっと届く
だから地に足つけて
しっかりと一歩一歩
あゆみを進める
#17『届かぬ想い』