みち

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4/15/2024, 12:56:10 AM

神様へ


嬉しいとき 楽しいとき
悲しいとき へこんだとき
奈落の底に落ちたとき
共にいてくれてありがとう
あなたがそばにいる
だから
どんなとき どんなところでも
「大丈夫だ!」
と一歩を踏み出すことが出来る
目には見えなくても
心強い
これから先 ずっとずっと いつまでも
離れずにいてください
心からのお願い
そして 一緒に楽しみながら
一緒にキラキラ輝いていこう


            みちより


#16『神様へ』

4/14/2024, 1:45:05 AM

窓から見えるベランダに
そよそよ風になびく
小さなピンクのシャツ
大きな青いズボン
たくさんの白いタオル

快晴のキャンバスに
色とりどりの絵
日曜日の空は
とても賑やか


#15『快晴』

4/13/2024, 2:43:15 AM

モヤモヤしたこと
哀しいこと
残念なこと
じわじわ増え続ける怒り
全部投げてしまおう

むんずと手でつかみ
えい や と指先から放す
放たれたものは
遥かかなた遠くの空へ
どんどん飛んで
米粒みたいになって
胡麻のようになって
視界から消えてしまったら
不思議
からっぽになった

がらんどうな空間には
何が入ってくるのかな
わくわくするなぁ


#14『遠くの空へ』

4/12/2024, 1:38:55 AM

何を見ても 何を聞いても
何を嗅いでも 何を触っても
なにも感じることがない
なにも表すことがない
ずっとそんな時間を過ごしてきた
どうにかしなきゃ
変わらなきゃ
もがけばもがくほど
どんどん沈んでいく
でもある時
自分の中に巣くっているものを一つ捨てた
そうすると 少し ほんの少しだけど
なにかを感じることが出来るようになった
まだ大きく表すまでには至らない
だけど 思い込みから抜け出せた
言葉にできない
ではなく言葉にしていなかっただけ
生きているのだから
恐れることなく外に向かっていこう


#13『言葉にできない』

4/11/2024, 1:05:00 AM

四月も中旬に入り
日射しは暖かくなってきたけれど
風は冷たく残雪も見え
土は濡れている
もちろん 花などはまだ先の話で
メディアから届けられる桜の便りを
島国日本と言えど
ところ変わればこんなにも景色が違うのかと
毎年のことながら感心するばかり
そんな中 葉一枚すらつけていない木のてっぺんに
小さな小さな芽
ゆっくり亀のスピードで
しかし着実に春へと歩んでいる
春爛漫までの道のりを
足踏みしつつも楽しみながら
我も共に進む


#12『春爛漫』

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